アクセス(Access)の使い方

Accessでフォームを作成する方法(2ページ目)

連載の第4回目は、フォームの作成方法について解説します。レイアウトの調整方法やコントロール(フォームの部品)のプロパティ(設定項目)の設定方法などについても紹介し、作成したフォームを使用してレコードを追加・修正・削除する方法も解説します。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド


入力項目とするフィールドを選択

テーブルからフォームを作成する方法はいくつかありますが、今回は「フォームウィザード」というフォーム自動生成機能を使用します。「作成」タブ→「フォームウィザード」をクリックしてください。
「作成」タブ→「フォームウィザード」をクリック

「作成」タブ→「フォームウィザード」をクリック



今回のフォームの元となる「T_住所録データ」テーブルが「テーブル/クエリ」に表示されていることを確認して(※)、フォームに入力項目として表示させたいフィールドを選択します。左側の「選択可能なフィールド」の一覧にテーブルのフィールドが表示されていて、選択した項目が右側の「選択したフィールド」の一覧へ移動します。項目を1つずつ選ぶ場合は「>」ボタン、すべての項目をまとめて選ぶなら「>>」ボタンをクリックします。ここでは、すべての項目を選択したいので「>>」ボタンをクリックします。
「>>」ボタンをクリックしてすべての項目をまとめて移動※もし、「テーブル/クエリ」にテーブル名が表示されていない場合は、「▼」ボタンをクリックして一覧を表示して「テーブル: T_住所録データ」を選択してください。

「>>」ボタンをクリックしてすべての項目をまとめて移動

※もし、「テーブル/クエリ」にテーブル名が表示されていない場合は、「▼」ボタンをクリックして一覧を表示して「テーブル: T_住所録データ」を選択してください。



入力項目としたいフィールドを右側の一覧へ移動したら、「次へ」ボタンをクリックします。
「次へ」ボタンをクリック

「次へ」ボタンをクリック


なお、フォームに入力項目として表示させないフィールドが少ない(大部分はフォームに表示させるが、一部だけ表示させない)場合は、「>>」ボタンで全てのフィールドを「選択したフィールド」へ移動したあと、「<」ボタンで左側の一覧へ戻すといいでしょう。また、「<<」ボタンをクリックすれば、全てのフィールドが左側の一覧へ戻ります。



フォームのレイアウトを指定する

フォームのレイアウトを指定します。今回は、1つのレコードを1つの画面に表示する「単票形式」を選択して「次へ」ボタンをクリックしてください。レイアウトの形式の違いについては、別記事にて詳しく紹介する予定です。
「単票形式」を選択して「次へ」ボタンをクリック

「単票形式」を選択して「次へ」ボタンをクリック




フォームの名前を指定する

フォームの名前を指定します。ここでは、テーブル名と同様に、フォーム(Form)を表す「F」を先頭に付けて、「F_住所録データ」としましょう。名前を指定したら、「完了」ボタンをクリックします。
フォームの名前を指定して「完了」ボタンをクリック

フォームの名前を指定して「完了」ボタンをクリック



データ入力フォームが作成されました。
データ入力フォームが作成された

データ入力フォームが作成された



フォームが自動生成されたら、テキストボックスなどの幅サイズなど、レイアウトや設定を調整します。次ページへどうぞ!



  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます