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川越の桜花見おすすめスポット!人気観光地・川越の桜名所:2019

都内からなら日帰り旅行にもぴったりな小江戸・川越。春の気配が満ちてきて、いよいよ桜の季節がスタート。今回は、喜多院や中院をはじめ、川越の桜の名所を例年の見頃時期と合わせてご紹介します。この春は、ここ小江戸川越で桜の季節をお楽しみください。【2019年最新情報】

沼崎 真衣

執筆者:沼崎 真衣

川越の観光・旅行ガイド

川越の街並みと桜は風情があって大人気!川越の花見スポットを紹介

日差しもすっかり春めいてきました。ここ川越にも桜の季節がやってきます。今年のお花見はちょっと足を伸ばして、小江戸川越で楽しんでみてはいかがでしょうか。今回は川越・桜の名所をご紹介します。

<INDEX>
【中院】夜桜のライトアップも美しい川越屈指の人気花見スポット
【喜多院】敷地内の「徳川家光お手植えの桜」は必見の観光スポット
【新河岸川の桜並木/氷川神社裏】桜祭りと和舟で花見ができる贅沢
【伊佐沼桜並木】桜祭り中は規制で歩道に。宴会もできる花見スポット
【小江戸川越春まつり】川越で春の訪れを祝おう!大人気のお祭り
 

【中院】夜桜のライトアップも美しい川越屈指の人気花見スポット

中院は、正式名称を星野山無量寿寺中院という天台宗の寺院で、およそ1200年の歴史を持つと伝えられます。
中院の桜。豪華。

中院の桜。豪華。


そしてここは、地元でも有名な桜の名所。境内には数種の桜が植えられており、3月に入ると順々に開花していきます。特に本堂前の枝垂れ桜は樹齢100年以上と云われ、花が咲くと見事という他ない美しさを見せてくれます。満開時、夜にはライトアップされる演出も、華やかさをいっそう際立たせてくれます。
ライトアップされた夜の桜はどこか妖艶です。

ライトアップされた夜の桜はどこか妖艶です。


近隣の喜多院とともに桜の名所であり、見ごろの季節にはカメラを手にした観光客で賑わいます。
島崎藤村記念碑とゆかりの茶室「不染亭」

島崎藤村記念碑とゆかりの茶室「不染亭」


また、中院は島崎藤村ゆかりの寺でもあります。藤村の二番目の妻・加藤静子は川越の出身であり、加藤家の菩提寺がここ中院だったのです。藤村は、静子の母・加藤みきとも大変仲が良く、みきが茶道の師匠であったことから、藤村が彼女に贈った茶室「不染亭」が境内にはあります。

■中院
住所:埼玉県川越市小仙波町5-15-1
TEL:049-222-2170
休み:無し
駐車場:あり(無料)
アクセス:西武新宿線『本川越』駅より徒歩12分、東武東上線『川越』駅より徒歩20分
ホームページ:中院
地図:Googleマップ

 

【喜多院】敷地内の「徳川家光お手植えの桜」は必見の観光スポット

中院からほど近くにある名刹・喜多院も桜スポットとしても有名です。境内におよそ100本あるソメイヨシノの満開時は、空が桜色に埋め尽くされ気持ちが高揚してきます。

枝垂れ桜は3月中旬~下旬頃、ソメイヨシノは3月下旬~4月上旬に見ごろを迎えます。
喜多院の桜。たくさんの人で賑わう境内。

喜多院の桜。たくさんの人で賑わう境内。


喜多院は、徳川家と大変ゆかりの深い場所。敷地内の紅葉山庭園には「徳川家光お手植えの桜」として知られる枝垂れ桜もあります。
五百羅漢。人の姿をした石には魂が宿っているよう。

五百羅漢。人の姿をした石には魂が宿っているよう。


桜の他にも、名物・五百羅漢や、江戸城から移築されてきた「家光誕生の間」、「春日局化粧の間」などは、一見の価値あり(要拝観料大人400円、小中学生200円)。見どころ豊富な喜多院はゆっくり時間をとって訪れていただきたい場所です。

■喜多院
住所:埼玉県川越市小仙波町1-20-1
TEL:049-222-0859
休み:無し
拝観料:客殿・書院・庫裡・慈恵堂(本堂)・五百羅漢拝観は拝観料要(大人400円、小中学生200円)
駐車場:あり(有料)
アクセス:西武新宿線『本川越』駅より徒歩15分、東武東上線『川越』駅より徒歩20分
ホームページ:喜多院
地図:Googleマップ

 

【新河岸川の桜並木/氷川神社裏】桜祭りと和舟で花見ができる贅沢

川越氷川神社の裏手を流れる新河岸川の氷川橋付近は、絶好の花見スポットです。春には、この新河岸川に沿っておよそ500mほどに植えられた桜並木が花を咲かせます。川面に映る桜の花々、桜散る時期の花吹雪、いずれも記憶に残る光景になるはず。

こちらの桜並木は、川越の老舗和菓子店「亀屋栄泉」の当主が、昭和32年に戦没者を慰霊するために寄贈した約300本の桜の苗を植えたことに始まります。これらの桜は「誉桜(ほまれざくら)」と命名され、今では立派に成長して毎年花を咲かせています。
新河岸川桜まつりの時に出される和舟。桜のトンネルをくぐり抜けます。

新河岸川桜まつりの時に出される和舟。桜のトンネルをくぐり抜けます。


例年3月下旬から5月のゴールデンウイークの頃にかけて行われる「小江戸川越春まつり」の開催イベントのひとつとして、新河岸川では4月上旬の週末に「新河岸川桜まつり」が行われています。

「新河岸川桜まつり」では、模擬店などの出店やイベントの開催のほか、桜を眺めながら舟遊びを楽しむことも! 和舟で、時に花びらが散る桜のトンネルの中をのんびりくぐり抜ける。なんとも優雅で趣のある花見ではありませんか。

駐車場はありませんが、川越氷川神社の駐車場などの利用が便利です。

■新河岸川の桜(氷川神社裏)
住所:埼玉県川越市宮下町2-11-3
TEL:049(222)5556(川越市観光案内所)
アクセス:東武東上線・JR『川越』駅より東武バス「埼玉医大・上尾駅西口・平方・川越運動公園行」に乗り「宮下町」下車すぐ、または「神明町車庫・城西高校行」に乗り「喜多町」下車徒歩5分。イーグルバスの「小江戸巡回バス」に乗り「氷川神社前」下車すぐ。
地図:Googleマップ

 

【伊佐沼桜並木】桜祭り中は規制で歩道に。宴会もできる花見スポット

伊佐沼は川越でも自然の豊かさを感じられる場所。空が広々していて気持ちいい! 魚釣りを楽しむ人も多く、川越市民の憩いの場となっています。

春には車道に並ぶおよそ230本の桜並木が美しく、車で通りすぎるだけでも気持ちいいのですが、毎年4月初旬の土曜日に行われる「桜の道広場」という桜まつり期間中は、一部規制が行われ歩道になります。
伊佐沼脇の車道の桜並木。

伊佐沼脇の車道の桜並木。


また、近くの伊佐沼公園では、レジャーシートを広げて宴会を楽しむ人々で賑わいます。伊佐沼公園にはフィールドアスレチック「伊佐沼冒険の森」があり、子供たちにも好評です。家族でのお花見には最適な場所ではないでしょうか。

■伊佐沼の桜
住所:埼玉県川越市伊佐沼584(伊佐沼公園)
TEL:049(222)1301(公園管理事務所)
駐車場:あり(無料)、公園全体で約200台分
アクセス:東武東上線・JR『川越』駅東口よりバス「川越グリーンパーク行き」に乗り「冒険の森」下車すぐ
地図:Googleマップ
 

【小江戸川越春まつり】川越で春の訪れを祝おう!大人気のお祭り

毎年3月下旬から5月のゴールデンウイークにかけて、川越市で「小江戸川越春まつり」が開催されます。この時期の川越では、市内各所において様々なイベントが行われます。
小江戸川越春まつり 2019

小江戸川越春まつり 2019


2019年小江戸川越春まつりは3月30日(土)~5月5日(日・祝)まで。第30回目となる今回の主なイベントスケジュールは以下の通りです。

2019年3月30日(土) オープニングイベント(10:00~16:00)
川越藩火縄銃鉄砲隊演武(蔵造りの町並み周辺)
川越鳶組合はしご乗り、マーチングバンドなど。
川越藩火縄銃鉄砲演武の行進。武具を身に着けた人。

川越藩火縄銃鉄砲演武の行進。武具を身に着けた人。


2019年3月31日(日) 春の舟遊(11:30~16:30)
和舟乗船(氷川神社裏の新河岸川河畔、乗船300円(2歳以下は無料、小学生未満は要保護者同伴)・北公民館にて当日11:00~乗舟券600枚販売)※荒天・増水等の場合は中止

2019年5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝) フィナーレイベント

春まつり開催期間中は他にもたくさんのイベントが開催されて小江戸の街に多くの人が繰り出します。詳細はこちらのホームページでご確認を。

小江戸にも春到来。花が咲くだけで心が浮き立ってきますね。桜とともに新しい季節のスタートです。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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