驚きを伝えるあいづち


相手の話にびっくりして、「ええっ?!」「うそー?!」「まさか?!」と言うとき、便利なのが次の表現です。

Dai! ダーイ
Ma dai! マッダーイ


「dai」はいろいろな場面で大活躍する言葉で、人を励ましたり、促したりするときに便利です。あいづちとしては、驚きを表すときによく使われます「ma」はもともと「しかし、でも」という意味のつなぎ言葉ですが、開口一番に添えると話の勢いがつくので、日常会話でよく耳にします。
Civita di Bagno Regio

旅から帰った友の話には、驚きが詰まっています。「その町がね、本当に宙に浮いているように見えるんだよ」「Ma dai!」



「人気クイズ番組に出ることになったよ」「Ma dai!」
「これ、ぼくが最近買ったスポーツカーだよ」「Ma dai!」
「あのふたり、もう別れたんだって」「Ma dai!」


というふうに、何でも「Ma dai!」でOKです。

もう少ししっかりと驚きを伝えるには、

Davvero? ダッヴェーロ?(本当?)
Veramente? ヴェラメンテ(本当に?)
Sul serio? スゥル・セーリヨ(本気で言ってる?)
Mamma mia! マンマ・ミーヤ(うわー! 何それー!)


なども便利な表現です。

さらに驚きが大きい場合は、こんな言い方も。

Non ci posso credere! ノン・チ・ポッソ・クレーデレ
(信じられない!)

*non…~ない ci…そのことを posso…~できる credere…信じる

陽気で楽しいイタリアも、実際に住むとなったら、行政&民間サービスの対応にびっくりし、苦労することもあるかもしれません。日本式のていねいで確実な対応に慣れている私たちだけでなく、イタリア育ちのイタリア人でも「もう信じられない!」という思いになるときがあるそうです。そんな話になったとき、さっと「Non ci posso credere!」と言ったあとで、気持ちをポジティブに切り替えられるといいですね。

あきれていることを伝えるあいづち

相手の話に驚きつつも、「まったく……」「なにそれ?」「もういったい何なの?」「もう知らんわ!」とあきれることもありますね。そんなときに活躍するのが、次の言葉です。

Ma insomma... マ・インソンマ


「insomma」の基本的な意味は「要するに」
ですが、たとえば厚かましい人の話を聞いて、驚き、あきれるようなときにも使える便利な表現です。少し「あきらめた感じ」を漂わせて言うと、なおよし!

次のページでは、イタリア語であいづちを打つための、ちょっと意外なコツを紹介します。