ソフトボール規則で定められるバットの規定

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ソフトボールのバットの選び方


ソフトボールと野球のバットを比較した場合、まず第一に「野球より大きいボールを、野球より細いバットで打つ」という違いがあります。ソフトボールでは野球のバットよりも細いバットが使われますが、1号~3号バットまで、ボールの号球サイズに対応した3種類のバットがあり、ボールに対応したバットを使用しなければなりません(参考「ソフトボールと野球はどこが違うのか」)。

・3号バット:3号球を使用する場合に使われます。
※「ゴム・革ボ-ル用バット」と「ゴムボール用バット」があります。
※ゴムボール用バットで革ボールを打つことはできません。
・2号バット:2号球、1号球を使用する場合に使われます。
・1号バット:2号球、1号球を使用する場合に使われます。

具体的に、バットの長さやサイズなどは以下の様に規定されています。なお重さは、全て1.08kg以内、と定められています。
 
  • 3号バット:長さ:86.36cm以内、直径・誤差:5.72cm以内+0.79m、安全グリップ:25.4~38.1cm
  • 2号バット:長さ:81.3cm以内、直径・誤差:5.08cm以内+0.79mm、安全グリップ:23.8~35.8cm
  • 1号バット:長さ:78.8cm以内、直径・誤差:5.08cm以内+0.79mm、安全グリップ:23.1~34.6cm

バットの材質は、木製や竹製なども認められていますが、現在市販されている公認バットの多くはアルミ等の金属製やカーボン製、FRP(繊維強化プラスチック)製などが多く、グリップ部分には安全用のテープを巻くことが規定されています。このように各号のバットには下限規定がない項目が多くあります。購入時には長さや重さに注意して、自分に合ったものを選択することが肝心と言えるでしょう。
 

初心者は軽めのバットから

遠くに飛ばすことを考えれば、物理の法則的に当然重く長いバットの方がよりボールを遠くへ飛ばすことが可能といえます。しかしながら、重過ぎる、長過ぎるなど、体力や体格に合っていないバットでは、バットを思うように振ることはできません。

野球やソフトボールのトップ選手におけるバッティングは「3割打てば一流」などと言われることがよくありますが、7割失敗しても一流と言われるのがバッティングです。

そのため、初心者の場合は、やや軽いと感じるくらいの扱いやすいバットから選ぶのをおすすめします。はじめから、思うように扱うことができず、自分の意志でコントロールが難いバットでは、当然、バットにボールを当てられなかったり、ヒットの確率も低くなってしまいます。
 

バットのバランス

バットには、同じ重量でも重心の位置が様々なものがあります。例えば、ヘッド(先端)の方が重いものやグリップエンドに近い位置に重心が置かれているもの、バットのちょうど中間にバランスがとられているものなどがあります。

■トップバランスのバット
バットのヘッドが重いバット(トップバランス)は、いわゆるヘッドを利かせたスウィング、つまり遠心力の強いしウィングがしやすいと言えます。ただ、振ると実際の重さよりも重く感じるため、振り慣れないとコントロールし難いという面もあります。長距離打者向きのバランスと言えます。

■カウンターバランスのバット
グリップエンドに近い位置に重心が置かれているバット(カウンターバランス)は、手もとに重心があるためバットコントロールがしやすいです。前述のヘッドが重いバットに比べて遠心力が弱く、振ると実際の重さより軽く感じます。アベレージヒッター向けのバランスと言えます。

■ミドルバランスのバット
バットのちょうど中間でバランスがとられているバット(ミドルバランス)は、バットコントロールが容易です。手もとに重心があるバットに比べて遠心力もありますので、振り易さと飛びの両方を兼ね備えていると言えます。店頭にはこのバランスの商品が多いようです。

このように、見た目は同じようなバットでも、重さや重心の位置が様々です。バットを購入する際には、経験者の場合はこれまで使用していたバットとよく比較することが大切ですし、初心者の場合は、まずは中心にバランスが置かれているオーソドックスなものがおすすめです。

ちなみに、日本で人気なのは、ミズノ社製のバットや、アメリカのウィルソン社(ブランド名:DeMARINI(ディマリニ))製バットが比較的人気が高いようです。
 
バット

子どもや初心者は軽めでミドルバランスのバットがおすすめ


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