ソフトボールのピッチングはかなり特殊!

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ソフトボールの投げ方は特殊


ソフトボールのピッチングは技術的に特殊であり、初心者には特に難しい技術です。投法には、ウィンドミル、スリングショット、エイトフィギュアの3つがあります。今回は、最もポピュラーな腕を一回転させるウィンドミル投法をベースに解説したいと思います。
 

ソフトボールピッチングの3つの投法

■ウィンドミル
腕を大きく一回転させる投げ方で、ソフトボールのピッチャーにおける最もポピュラーな投法です。ソフトボールの投法の中でもダイナミックなピッチングフォームであり、スピードボールを投げやすく、変化球にもキレ生まれやすいため、多くのピッチャーがこのフォームで投げています。日本代表の上野由岐子投手もこの投法ですね。

■スリングショット
腕を後ろに大きく振り上げ、その反動でボールを持った腕を前に振り出す投法で、ソフトボールのピッチングの基本とも言える投げ方です。腕は回転させません。ウインドミルに比べ球速が出ないので、スリングショットで投げるピッチャーは少ないですが、その分、ウインドミルに慣れていないバッターにとってはスリングショットはとても打ちにくい投法のようです。

■エイトフィギュア
グラブの中でボールを握ったまま、腕を大きく8の字に振り投げる投法で、とても難易度の高い投法であると言われています。バッターにとっては、タイミングがとり難く大変打ち難い投法です。難易度が高い投球法のためエイトフィギュアのピッチャーは最近ではめったに見られません。

ウィンドミル投法のコツ

ウィンドミルはソフトボールの投法の中でも最もポピュラーな投げ方です。一流選手の多くもこの投げ方をするため、自分もマスターしたい!と思う方も多いでしょう。私が教えている初心者の大学生も、見よう見まねで腕を回転させて投げようとしますが、すぐにはマスターできません。しかし、幾つかのコツをつかむとそれなりに上達します。

■「肩を中心に一回転」のイメージを描く
はじめてウィンドミルで投げる人に多いのが、肘が極端に曲がり腕が縮こまったようになってしまうというもの。そうならないためにはまず、ボールを持った腕の力をしっかり抜いて、手をブラブラとさせます。そして、腕の力を抜いたまま、肩を中心に腕を一回転させる。ウィンドミル(windmill)とは、英語で「風車」(ふうしゃ)を意味しますので、肩が風車の中心のイメージで、大きく強い風を起こしましょう。

■下半身とのコンビネーション
風車のように一回転するイメージができたら、つぎは足のステップとの連動です。ここでは各局面ごとにピッチングのプロセスを確認してみましょう。

  1. ピッチャーズプレートに立ち投球準備動作が完了したら、軸足を半歩前に出して上体を少し前傾させてセット。頭を下げていったんキャッチャーから目線を切ります。
  2. プレートを踏んだ軸足のつま先に体重をかけながら、腕を後ろに引き上げて勢いをつけます。この時、引き上げた肘はやや曲がっているようにしましょう。
  3. 腕をスウィングして前に出しながら、大きくステップして身体を前に送り出します。この時、足はキャッチャーの方に向かって真っすぐ踏み出すこと。より速いボールを投げるためには、大きく胸を張って軸足でピッチャーズプレートを強く蹴り、踏み出した前足を強く踏み込みましょう。
  4. キャッチャーに対して半身になった状態(腰を中心に身体は3塁の方に向いている)で、身体の正面で両腕で円を描くように、両腕を振り上げます。
  5. ステップした足を着地させると同時に腕を一気に振りおろす。この時、踏み出した前足の内転筋を強く締め、下半身にひねりを加えるイメージです。
  6. 腰に腕の内側をぶつけるようにして、手首のスナップを利かせながらボールをリリースします。
  7. ボールを離した後は、力を抜いて自然な形で手首を返しましょう。手の甲は自然にキャッチャーの方へ返ります。

ソフトボールのピッチングの基本で重要なのは手からボールを離すタイミングです。上投げのキャッチボールとは全く感覚が違うため、はじめはゴロになったり(離すタイミング早い)、フライになったり(離すタイミングが遅い)すると思います。下投げのキャッチボールでボールが手から離れるタイミングを練習すると次のステップにスムーズに移れるでしょう。

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