物件に入ったら、部屋までの導線をよく見よう
エントランスに入ったら、まずポストを見ましょう。ガムテープが張られているところが多いという事は、空室が多いという事です。あるいは、大量な郵便物が放置されている部屋は、不在がちな部屋という事。「住んでいないなら、静かじゃん」という見方もありますが、「不人気な物件」という事でもあります。不在がちな部屋というのが、駅に近いちょっと高めの物件で、単身赴任の人が週末は帰省しているという事であればそんなに気にしなくてもよいのですが、比較的賃料の安い物件で、不在がちとなると、例えば拘留されているとか、例えば借金取りから逃げている、等、あまりよろしくない住環境である事もありえます。
また、ポストが凹んでいる物件は気を付けましょう。どうして、ポストがボコンと凹んだりしているのか。そしてなぜそれがそのまま放置されているのか。入居者のマナーの悪さや、管理のずさんさが伺えるのです。
簡単に中が取りだせるようなポストは、盗難にも遭いやすいものです。そんな点も注意して見てみましょう。
暗い廊下は危険です
私物がずさんに置かれた物件は、管理が行き届いていない事と、入居者のマナー違反ぶりを明確に表しているとも言えます。ネットの広告には廊下の写真は出ていません。よく見ておきましょう。
- 【裏技7】掲示物を探して、なにが書いてあるか、逆読みする。
私は「ここでおしっこをするな」という掲示物を見た事があります。それはつまり、そんな所でおしっこをした人がいたと言う事です。もちろん、そんな物件では人気があるはずがないのです。
- 【裏技8】廊下に炊飯器があったら、やめておこう
さあ、次のページでは、いよいよお部屋に入ったら。
日当たりや天井高も大事だけど……