空前の川柳ブーム到来!大賞受賞で10万円以上も貰える!
ご存知サラリーマン川柳をはじめ、オタク川柳、トイレ川柳、畳川柳、会計川柳、うなぎ川柳などなど、公募イベントの中でも特に大流行となっている「川柳コンテスト」。人気の勢いは留まることを知らない川柳活況時代といえます。悲喜こもごもな川柳はワイドショーやテレビ番組の話題作りには格好の材料ですし、フジテレビ放送中のバラエティ番組『ペケポン』では大人気の名物コーナーに、最近ではNHKの『クローズアップ現代』でも取り上げられるほどの注目公募ジャンルとなっています。
ですが、その分競争率も非常に高くなっているのが川柳コンテスト。では実際に入選してメディアで紹介され、あわよくば高額賞金もゲットするにはどうしたらよいか。今回、川柳コンテストでの入賞歴がある筆者なりの裏ワザを公開いたします!
日頃から情報収集を怠らない!
川柳を作る上で、流行を知るということは一番の武器になります。例えば「壁ドン」、「あったかいんだから~」、「パンケーキ」、「TPP」など、巷に溢れるあらゆる言葉・行動・物の流行に敏感になり、それが一体、何を意味しているのかを調べるクセを付けるといいでしょう。川柳は人情、風俗、人生の弱点、世帯の欠陥等を笑いに変えるものというようなことを広辞苑には書いてあり、つまり一言で言うと『時代を笑う表現』です。そして、その時代を作るのは人です。そういった意味で、流行する言葉・行動・物を川柳に組み込むことで、新鮮でウィットに飛んだ川柳を作ることができるのです。わからない言葉があれば、調べるクセを付ける! この行動こそが入選のカギです!
川柳コンテストの傾向を分析する!
川柳と一口に言っても、コンテストによって入選する傾向は全くと言って違います。三つの例を出しますので検証してみましょう。1、壁ドン!と アベノミクスの 音がする(2014年度 オリックスマネー川柳大賞作品)
2、生涯の 決断だって するトイレ(2012年度 TOTOトイレ川柳最優秀賞作品)
3、俺落ちて 内定してた セルフレジ(anアルバイト川柳2014グランプリ作品)
1は流行語を上手く取り入れた表現でまとめてあります。過去の入選作品を見てもその年の流行語があしらわれたものが多い傾向にあることが分かります。
逆に2は笑いどころというよりは核心めいた深い表現になっています。これはトイレというお題が普通なら笑いどころになってしまいそうなので、それをあえて良い空気に表現するという発想の転換が求められているのかもしれません。毎日新聞の川柳コーナーも担当されているコピーライターの仲畑貴志さんが選者という点からも広告表現に似たキレイな表現が好まれると分析します。選者が毎回決まっているのであれば、好みに寄せるのもおすすめです。
3は川柳の創作では王道と言える表現法で、言わば自虐系川柳。他人を笑うくらいなら、自分を笑え!という小気味よさがなんとも爽快ですが、このテクニックが求められる川柳コンテストは非常に多いです。
コンテストによって入選される作品の傾向は違うので過去の入選作品をチェックすることも重要な戦略のひとつといえるでしょう。
川柳では「共感」がすべてを制する!
最後に、川柳作品を作る上で最も大切な事は「共感」です。川柳における共感とはなんだと言われれば、それは面白い、楽しい、クスっ、笑える、たしか~にといった感情です。読み手が「そうだそうだ!」と言ってしまうような笑える作品を書ければ、もう入賞は間違いなしと言ってもいいでしょう。
例えば、与謝蕪村の俳句に「薬喰い となりの亭主 箸持参」というものがあります。薬食いとは猪鍋のことで、薬と称して密やかに猪鍋をしていたら、その匂いを嗅ぎつけて隣人がひょっこり箸持参でやってきたという様ですが、薬をのんでいる(実際は食べているですが 笑)のに、箸を持ってやって来る鼻の効く隣人っていうのが川柳ならではの“あるある感”を出しています。
自分の作った川柳に酔いしれるだけでなく、他の人がその作品を読んでも意味が分かるか、笑えるかということを考えるのも入選する上での詰めの作業と言えるでしょう。作った川柳を他の人に読んで貰って「たしかにあるわ、こんな状況、くすくす」なんて笑わせられれば入選する確率もグッと高いのではないでしょうか?