スウェーデン/スウェーデンのグルメ・レストラン

スウェーデン旅行者の味方!Wifi無料のカフェチェーン

誰でも気軽に入れる国内最大のカフェチェーン店、エスプレッソ・ハウスは、スウェーデン旅行の際には、ぜひ覚えておきたいカフェの一つです。店内でWifiが無料で使えるのも旅行者にはうれしいところ。その生い立ちからオススメの飲み物などを紹介します。

サリネン れい子

執筆者:サリネン れい子

スウェーデンガイド

Wifi無料のスウェーデン最大のカフェチェーン店、エスプレッソ・ハウス/Espresso House

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どの店舗の内装も落ち着いた雰囲気で、旅の途中にホッと一息つけるのがうれしい 写真:Johan Gederberg/Espressohouse

エスプレッソ・ハウスは1996年にスウェーデンの南部、ルンド(Lund)に1号店をオープンしました。その後国内で最も大きなカフェグループに成長。現在ではスウェーデン国内に150を超える店舗を抱え、ノルウェーにも進出しています。イタリアとアメリカのコーヒー文化を融合させ、そこにスウェーデンで重要な「環境」というコンセプトを加えています。カフェのあり方を模索し続けてきたエスプレッソ・ハウスは、今も毎年20店舗ほど増やしながら成長をし続けています。

カフェのモットーは「お客様第一」。「訪れる全ての人々に心地よい環境でおいしいものを味わって欲しい」と、社員教育にも力を入れています。お客がいるところにお店を出すという考えで、スウェーデン国内の主要都市ならば必ずといっていいほど店舗があります。ストックホルムにも50店舗ほどあり、街を歩けば見逃すことはないでしょう。見つけやすく店内でWifiが無料で使えるエスプレッソ・ハウスには、温かい飲み物と冷たい飲み物が充実しており、コーヒーブレイクのみならず朝食や昼食と様々なシーンに重宝するカフェです。


品質にこだわるエスプレッソ・ハウスの特徴

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バリスタのいれるコーヒーが味わえる 写真:Espressohouse

エスプレッソ・ハウスがフランチャイズシステムを導入するのではなく、チェーン店にこだわってきた理由には、品質の良いものをお客様に提供し続けていきたいという思いがありました。 その思いの表れが、独自の社内教育を受けたバリスタの存在です。コーヒーにかける情熱は他の店に負けません。お客が忙しい日常から抜け出し、ホッとした一息をおいしいコーヒーと共に楽しんでもらえるようにどのカフェでもバリスタが入れたできたてのコーヒーを味わえます。

また、カフェで出されるパンやお茶菓子はすべて自社経営のエスプレッソ・ハウスベーカリーで作られています。アウトソーシングや外注をすることなく独自のベーカリーで作ることにより、美味しさもちろんのこと、質にもこだわり、材料から自社で選んでいます。アレルギーのある人はレジでその旨を伝えると対応してくれます。また、お客を飽きさせないように新しい製品の開発や季節限定品の提供も常に行われています。


冷たい飲み物から温かい飲み物まで豊富な品揃え

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このマークが目印、エスプレッソ・ハウスのコーヒー 写真:Mikael Stinnhed/Espressohouse

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冷たい飲み物も豊富なエスプレッソ・ハウス、写真はフラピーノ 写真:Mikael Strinnhed/Espressohouse

カフェラッテなどの様々な種類のコーヒーが楽しめることはもちろん、毎日2種類のブレンドコーヒーが用意されており、こちらもおすすめです。提供されるコーヒーは、もちろんエコロジーな有機栽培の豆です。 コーヒー同じくらい力を入れているのがお茶です。コーヒー以外のものが飲みたいときは、チャイラッテとマシュマロ・ココアがおすすめ。チャイラッテに使われている茶葉は自社独自でブレンドした特別なもので、その味には定評があります。そのほか、紅茶から緑茶、ルイボスティーまで種類豊富です。ココアには生クリームとマシュマロがのっており、寒い冬にはぴったりです。冷たい飲み物には、他にもアイスラッテ、アイスコーヒー、アイスチャイ、アイスティーと揃っており、夏場には大変人気があります。クリーミーなフラピーノやスムージーも評判です。


自社ベーカリーで作られるお茶菓子とともに一息

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自社ベーカリーで作られるこだわりのお茶菓子たち 写真:Mikael Strinnhed/Espressohouse

自社ベーカリーで作られるお茶菓子は、マフィン、ビスコッティ、カップケーキ、パイ、チーズケーキなどがあり、もちろん、スウェーデンならではのシナモンロールもあります。サラダやサンドイッチもあり、サンドイッチに使われるパンは自社ベーカリーで焼かれたものです。朝食にぴったりなのが、スコーンとヨーグルト。ヨーグルトには、ミュズリーと呼ばれるスウェーデンのドライフルーツやナッツなどが混ざったものを一緒にしていただくことができます。

 
スウェーデンでは、トイレにもお金がかかるので、こういったカフェで一息いれながら、Wifiを利用して旅の情報を集めたり、様子をネットで家族に報告したりしながら、トイレ休憩を行うと有効的です。

〈DATA〉
エスプレッソ・ハウス/Espresso House
シティターミナル/Cityterminalen店
住所:Klarabergsviadukten 72, Stockholm
TEL:+46(0)10-510 1273
営業時間:月~木曜5:30~21:00、金曜5:30~22:00、土曜5:30~21:00、日曜5:30~22:00
定休日:なし

旧市街/Gamla stan店
住所:Västerlånggatan 57, Stockholm
TEL:+46(0)10-510 1136
営業時間:月~金曜7:00~20:00、土日曜8:00~20:00
定休日:なし

ドロットニングガータン/Drottninggatan店
住所:Drottninggatan18, Stockholm
TEL:+46(0)10-510 1274
営業時間:月~金曜7:00~22:00、土日曜8:00~22:00
定休日:なし

ドロットニングガータン 北/Drottninggatan Norra店
住所:Drottninggatan90B, Stockholm
TEL:+46(0)10-510 1311
営業時間:月~金曜7:00~22:00、土曜8:00~22:00、土曜8:00~21:00
定休日:なし
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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