(3)自分を許す。
自分を許し、相手を許す!
過去の恋を客観視し、反省できたということは、もう“その頃の自分”ではないのです。
だからこそ、過去の自分を許し、今の自分をきちんと受け止めてあげましょう。
自分を許すことができたら、今度は「相手を許す」番です。
実際に相手に言わなくてもいいので、相手にテレパシーを送るような気持ちで、心を込めて「ありがとう。幸せになってください」と言ってみましょう。
そうすることで、その恋からも解放されます。
実はその段階で、相手をまだ許せない人もいます。そこにあるのは、恨みや執着です。
でも、本当に自分が幸せになりたければ、そして自分を許したければ、最終的には相手を許さない限り、終わりません。
自分が幸せになるためにも、相手の幸せを願える人になることは大切です。
もちろん相手を許すと言っても、「相手がズルイ人でい続けることを許す」ことではありません。相手が改心し、本当の意味でまっすぐに生きていけるように願い、許すのです。
それは、「罪を憎んで人を憎まず」ということです。
本当の意味で、人が幸せになるためには、心に愛を増やさないといけません。自分勝手な人は、たとえ表面的には幸せそうに見えたとしても、なんだかんだ言って、心に平穏がないので幸せではないのです。
それは他人が見ている分には分かりませんが、その人にはその人なりの人生で向き合わなくてはいけないテーマがあるのは事実です。
実際は、自分が相手を許せたら、あとは相手が幸せになるか否かは、“相手の問題”です。そこまで執着する必要はありません。
だからこそ、相手が改心し、本当の意味で幸せになることを願い、自分は相手との関係からきっぱり卒業するのです。そうしないと、自分も幸せにはなれませんよ!