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人力車夫に聞く! 浅草グルメとおすすめ散歩コース

懐かしい日本の風情が残る街として、日本人はもとより、外国人観光客にも人気の浅草。『雷門』からスタートし、グルメやお土産物探しを楽しみながら、風情あふれる街並みが残る「観音裏」界隈まで歩く、半日コースを楽しみます。案内役は、観光人力車『えびす屋雷門』の井上さん。鎌倉、浅草を中心に、車夫歴10年というベテランならではの浅草観光のおすすめスポットとは?

森川 天喜

執筆者:森川 天喜

国内旅行ガイド

懐かしい日本の風情が残る街・浅草

観光人力車『えびす屋雷門』の井上さん。『TVチャンピオン』でご一緒して以来のお付き合い。

観光人力車『えびす屋雷門』の井上さん。『TVチャンピオン』でご一緒して以来のお付き合い。

懐かしい日本の風情が残る街として、日本人はもとより、外国人観光客にも人気の浅草。

『雷門』からスタートし、グルメやお土産物探しを楽しみながら、風情あふれる街並みが残る「観音裏」界隈まで歩く、半日コースを楽しみます。

案内役は、観光人力車『えびす屋雷門』の井上さん。鎌倉、浅草を中心に、車夫歴10年というベテランです。

『雷門』からスタート! まずは、名物の甘味をいただきます

井上さんとは、浅草のシンボル『雷門』前で待ち合わせしました。

「まずは、この大提灯、下から見てみて下さい。」といわれ、有名な「雷門」と書かれた大きな提灯を下からのぞいてみると、なんと龍の絵が彫られていました。

大提灯の下部には、龍の絵柄が彫られています

大提灯の下部には、龍の絵柄が彫られています


こういうのは、詳しい人と一緒じゃないとなかなか気づかないし、発見すると、すごく得した気分になりますね!

平日にもかかわらず、にぎわう仲見世

平日にもかかわらず、にぎわう仲見世


『雷門』から浅草寺(せんそうじ)へと続く、『仲見世』は、江戸時代初期にできた日本で最も古い商店街といわれます。平日だというのに、大変なにぎわい。

『仲見世』から一歩路地に入ったところに、井上さんオススメの甘味処があるというので、立ち寄ってみることに。お店の名前は、『梅園』さん。

江戸時代末の創業という老舗『梅園』

江戸時代末の創業という老舗『梅園』


創業は、江戸時代末の安政元(1854)年という老舗。当時、浅草寺の別院・梅園院(ばいおんいん)の一隅に茶屋を開いたのがはじまりで、お店の名前も、そこから来ているのだそうです。

『梅園』の「あわぜんざい」

『梅園』の「あわぜんざい」


こちらの名物は、昔より変わらぬ味を守るという「あわぜんざい」。

「餅きび」を使った舌触りの良い餅を、たっぷりのこしあんと一緒にいただく、なんとも贅沢な甘味です。

お値段が、777円(税込み)というのも、縁起が良さそうですね。

<DATA>
■浅草 梅園 ホームページ
http://www.asakusa-umezono.co.jp/


ここは外せない! ベスト撮影スポット

にぎわう『仲見世』を抜け、宝蔵門をくぐり、浅草寺をお参りします。

「浅草の観音様」として親しまれる浅草寺、その歴史は驚くほど古く、飛鳥時代にまで遡るといわれます。

浅草寺境内で、浅草寺の五重塔とスカイツリーを一緒に見ることができる場所があるというので、案内してもらうことに。

浅草寺五重塔と東京スカイツリー

浅草寺五重塔と東京スカイツリー


本堂に向かって、左手へ歩いて行くと、伝統的な塔と新しい時代の塔、並び立つ2つの塔を同時に見ることができる場所がありました。

次のページでは、お土産を探した後、浅草らしいお鍋をいただきます。
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