本命チョコ、義理チョコ、そして……
「バレンタインはどんな日か」と女性へ質問し、その回答を見ると、1位が「彼やパートナーに愛情や感謝を伝える日」(52%)、2位「お世話になった人に感謝の気持ちを伝える日」(44%)、3位「世界中のチョコが楽しめる「チョコレートの祭典」」(28%)となっていました。バレンタインデーは義務? それとも愛を再確認する日?
本命チョコは愛情や感謝の気持ちを改めて伝え、義理チョコは、人間関係を円滑にするイベントとして活用。
もちろん、職場によって違いますし、チョコレートを配ることだけが感謝を伝える手段でもありませんが、終業時間や社内でのコミュニケーションが見直される今、バレンタインデーは社内イベントの一つと考えられています。ちなみに、今年の「義理チョコ準備予定数」は平均10.3個だそうです。
そんななか、新しい潮流として注目されるのがチョコレートによるチャリティー。プランタン銀座「バレンタイン・コラボレーション企画」でも、認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンによる「チョコレートプロジェクト」の「Amani(アマーニ)」を販売。「Amani(アマーニ)」は、ケニアの言葉で“平和”を意味します。このプロジェクト商品の収益は、ケニア・ナロクの人々の経済的なトレーニング(職業訓練などの支援)のために使われるということで、美味しく気軽にチャリティ活動に参加できます。
男女の愛の誓いの日という本来の記念日とは違う方向に進んではいるけれど、愛を確認したり、世界に目を向けて、さらに大きな愛について考えたりするきっかけになるイベントになりつつあるバレンタインデー。心を満たしてくれるチョコレートの効果を最大限に生かして楽しんでいきましょう。
■取材協力:プランタン銀座 www.printemps-ginza.co.jp/