妊娠反応が示す意味

性行為の機会があって月経が遅れている場合は、まず妊娠検査薬で妊娠の有無を確認する必要があります。例えコンドームを使っていても、ピルや子宮内避妊具で確実な避妊をしているのでなければ妊娠の確認は不可欠です。

妊娠反応の「陽性」は体のどこかで妊娠が成立しているということ

妊娠反応の「陽性」は体のどこかで妊娠が成立しているということ

妊娠検査薬は、妊娠すると沢山分泌されるようになる「ヒト絨毛ゴナドトロピン」というホルモンに反応します。尿の中にこのホルモンがたくさん出ていると「陽性」の印が出る仕組みです。なので、妊娠反応が「陽性」であった場合、体のどこかに妊娠しているということが言えます。注意が必要なのは、「子宮以外の場所」に妊娠が成立していても、つまり「異所性妊娠」という異常妊娠でも、妊娠反応は陽性になるという点です。

妊娠反応が出たらまず受診

妊娠反応が陽性だったら、まずはそれが「正常な位置」での妊娠かどうかを確認する必要があります。なので、最初に必要なことは産婦人科を受診して、超音波検査を受けることです。ただし、妊娠反応が陽性に出ていても、時期が早すぎると子宮内に妊娠の袋が見えません。その場合は、数日あけて再度超音波検査が必要になります。「時期が早すぎるから受診はもう少し先にしよう」と自己判断で受診時期を遅らせるのではなく、最初の受診は妊娠反応を確認したらすぐにしましょう。

分娩先や妊婦健診先を確保する

妊娠の継続が可能な場合は、できるだけ早く「どこで産むのか」を決めて「分娩予約」をとっておく必要があります。地域や病院によっては、予定日ごとに分娩予約をしめ切っているので、のんびりしていると締め切り後になってしまって、希望した病院で分娩ができないということも起こりえます。なので、予約だけは早めに抑えておく必要があるのです。

また、里帰り分娩を希望する場合は、分娩先の予約と同時に、里帰りするまでの妊婦健診をどこで受けるかも決める必要があります。

薬・タバコ・お酒はやめる

基本的に、妊娠に気づいた時点で薬の服用や喫煙・飲酒はやめる必要があります。ただし、何らかの基礎疾患があって継続的に飲まなければいけない薬がある場合は、自己判断でその薬をやめるのではなく、必ず主治医に妊娠の事実を伝えて服用を継続した方がいいのか止めてもいいのかを確認しましょう。

働いている人は今後の働き方を考える

いつまで働くのか、産休や育休を取るのか、退職するのかなどを考えておく必要があります。また、育休を取らずに復帰を考える場合は保育園の確保も妊娠中にしておかなければいけません。妊娠の事実を職場に伝えるのは、ある程度妊娠の状態が安定して流産のリスクが低くなってからでよいでしょう。ただし、その時期までにつわりや切迫流産で急な休みが必要になる場合もありますので、直属の上司にだけは伝えておいた方が理解を得やすいでしょう。

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※妊娠中の症状には個人差があります。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。体の不調を感じた場合は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。