妊娠反応が示す意味
性行為の機会があって月経が遅れている場合は、まず妊娠検査薬で妊娠の有無を確認する必要があります。例えコンドームを使っていても、ピルや子宮内避妊具で確実な避妊をしているのでなければ妊娠の確認は不可欠です。
妊娠反応の「陽性」は体のどこかで妊娠が成立しているということ
妊娠反応が出たらまず受診
妊娠反応が陽性だったら、まずはそれが「正常な位置」での妊娠かどうかを確認する必要があります。なので、最初に必要なことは産婦人科を受診して、超音波検査を受けることです。ただし、妊娠反応が陽性に出ていても、時期が早すぎると子宮内に妊娠の袋が見えません。その場合は、数日あけて再度超音波検査が必要になります。「時期が早すぎるから受診はもう少し先にしよう」と自己判断で受診時期を遅らせるのではなく、最初の受診は妊娠反応を確認したらすぐにしましょう。分娩先や妊婦健診先を確保する
妊娠の継続が可能な場合は、できるだけ早く「どこで産むのか」を決めて「分娩予約」をとっておく必要があります。地域や病院によっては、予定日ごとに分娩予約をしめ切っているので、のんびりしていると締め切り後になってしまって、希望した病院で分娩ができないということも起こりえます。なので、予約だけは早めに抑えておく必要があるのです。また、里帰り分娩を希望する場合は、分娩先の予約と同時に、里帰りするまでの妊婦健診をどこで受けるかも決める必要があります。