マツダCX-3は2月下旬に発表
グレードは「XD」、「XDツーリング」、「XDツーリングLパッケージ」の3つ。エンジンは直列4気筒DOHC直噴ターボのディーゼルのみで、6ATもしくは6ATとの組み合わせで、2WD/4WDを用意。燃料タンクは2WDが48L、4WDが44L。JC08モードは2WDのATが23.0km/L、MTが25.0km/L
国内市場が冷え込む中、2014年1月~12月のマツダの販売台数(乗用車)は、19万9065台で、前年比マイナス1.4%。消費税前の駆け込み需要の反動、そして増税の影響下では、善戦といえるだろう。
2014年は、国内の主要モデルのひとつであるデミオが新型にスイッチし、さらには今回紹介するコンパクトSUVのCX-3も2月下旬から発売される。
また、台数的にはスポーツカーだけあって限られてくるだろうが、イメージリーダーである新型ロードスターも6月以降の発売が予定されているし、既存モデルのアテンザ、CX-5も大幅改良を受けていて、「ショールームに新型車を並べる」と意欲満々だ。
マツダ躍進の原動力は、「スカイアクティブ・テクノロジー」や「魂動」デザインによりクルマ作りを革新している点であり、クルマという商品で具現化されていることや、「ブランド」を守るため、値引き販売を抑制するなど、販売戦略の面にまで及んでいる。
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