どんなトラブルが起こりがち?
シェアハウスごとに、いろいろな悩みが
自炊したり友達と宅飲みをした後、きちんと片づけない。掃除当番の人が掃除をしない。ルールで決まっていたり、暗黙的に「当たり前にするべき」行動をしない人に怒りが爆発!という例は多数。特に大人数で住むシェアハウスの場合、誰がやったか分からないことも少なくなく、険悪な雰囲気を生みがちです。
・意外と気になる騒音
「音楽の音量がいつも大きくてうるさい」「生活リズムが違うので、自分が寝ている頃に隣の人は帰ってくる。ドタドタうるさくて目が覚める」など、音にまつわる不満も。本人同士にとっては無意識になっている“音”に関する感覚の違いは、積み重なっていつの間にか大きなストレスになるという意見もありました。
・人間関係
気が合わない、タイプが違うなどは、人間である以上当たり前とも言えますが、一緒に暮らすうえでは辛いことも……。大人数のシェアハウスの場合「自然といくつかのグループに分かれているので、そこまで気にならない」という声や、「20人ほどのシェアハウスに住んでいるけど、知っている人は半分くらい。全く共同スペースに出てこない人もいる」という声も。5人暮らしのシェアハウスでは「メンバー同士がケンカし、周囲も含めて気まずい雰囲気に。家に帰りづらい……」という話もありました。シェアハウスの規模によって、抱える人間関係のトラブルは異なりそうです。
解決法は?
これらのトラブルについて、シェアハウスの住人達はどのように解決しているのでしょうか。住人達に聞いたオススメの解決法は……・受け入れる気持ちをもつこと
家族と住む時でさえ、「思った時間にお風呂に入れない」「お父さんのいびきがうるさい!」など、不満はあるはず。ましてやシェアハウスでは、自分が思っていた「当たり前」や「常識」が通用せず、100%自分の自由にできる生活は難しいでしょう。
そんな時は、自分が譲れないポイント以外は、違いを受け入れてしまいましょう。例えば、共有スペースが散らかっていることが気になるなら、自分で片づけてしまう、自分の今までの生活ではあり得ないと思っていたことも目をつぶって見逃す。自分が我慢しているような気持になったりするかもしれませんが、実は、他の人から見たら、お互い様だったりするのです。
多くのシェアハウスの住人が「シェアハウスに住んでから寛容になった」と言います。初めは気になっていたことも、徐々に気にならなくなったりするので不思議なものです。