30代に入ると、自分用のマンションを買う人が周囲にちらほらと出てきます。仕事にもすっかり慣れ、それなりに貯金もできた頃、新しいマンションでの生活を満喫している友人の姿に憧れて、マンション購入を意識し始める女性は少なくありません。マンションを買おうと思ったとき、どんな点に気をつければいいのでしょうか?
モデルルームでの即決は禁物
モデルルームでは冷静さを忘れずに
マンションを買おうと思ったら、最初にモデルルームに行きますよね。素敵なモデルルームに出会ったら、こんな部屋で暮らしたい、ほかの誰かに買われたくない、という気持ちが高まって、すぐに契約したくなることがあります。
でも、ちょっと待って!一生に何度とない、高価な買い物だからこそ、マンション選びでは普段の買い物以上に慎重になっておきたいもの。
同じような間取りでも、エリアを少し変えてみるだけで、価格はずいぶん変わります。また、同じエリアで同じような間取りの部屋を粘り強く探してみると、マンションのブランドや設備によって、価格が違うこともわかってきます。いくつもの物件を比較しながら、自分にとって絶対に外せない条件、それほど重要でない条件をあげていくと、価格とバランスのとれたマンションが選べるようになりますよ。
また、同じ部屋を買う場合でも、住宅ローンの組み方によっては、総支払額が何100万円も変わってくることがあります。物件選びとローン選びを慎重に行うことで、かなりの節約ができることを覚えておきましょう。理想の部屋で、理想的な暮らしを実現するためにも、マネープランに無理は禁物です。モデルルームでは冷静さを忘れずに、じっくり選んでいきたいものです。