失敗しない弁護士選びの3つポイント

弁護士は、法律のプロですが、皆が同じ考えとは言い難く、その人その人の考え方や方針があります。そして、依頼者とのコミュニケーションの取り方もさまざまです。さらに、相性の善し悪しもあります。たとえ誰かに「あの弁護士はいいよ」とおすすめされても、アナタにとって“いい弁護士”とは限らないケースもあることを覚えておきましょう。

そういったことを踏まえたうえで、納得できる弁護士選びをするには、まずは一度、相談に行ってみることです。そして、自分に起きている問題についてのアドバイスや取り組み方に納得できるかどうかで判断しましょう。「この人になら信頼してまかせられる」と思ったらお願いし、不信感を抱く点があるようならば別の弁護士をあたってみることです。2~3人に会ってみると、方針や方向性などがいろいろ見えてくるでしょう。

自分に合った弁護士選びのポイントはいくつかありますが、大切なのは次の3つになります。

  • こちらの話をよく聞き、深く理解してくれるか
  • 法律の意味や内容などを丁寧に説明してくれるか
  • こちらの不利な点もしっかり指摘してくれるか
このほかにも、離婚裁判の実績があるか、弁護士自身の人生観に共感できるか、などいろいろあります。もっとも肝心なのは、アナタの気持ちを理解しながらもプロの法律家として冷静に判断・分析しながら一緒に闘っていく姿勢があるかどうか、ということに尽きるでしょう。

依頼するときに準備しておきたいこと

慰謝料や養育費など金銭問題の相談に行く場合は、前もって準備をしておくとスムーズに進められます

慰謝料や養育費など金銭問題の相談に行く場合は、前もって準備をしておくとスムーズに進められます

弁護士には、どの段階からでも依頼ができます。相手との協議が成立しそうにないときなど、直接交渉するとこじれてしまいそうな場合でも弁護士を間に立てることでスムーズに進みます。また、早い段階で相談しておくことで、後で起こってくるやっかいなトラブルを回避できるというケースもあります。

親権、慰謝料、財産分与、養育費などの相談に行く場合は、事前に準備をしておくと効率よくアドバイスを得ることができます。具体的には、現在の夫婦の財産リスト、慰謝料請求の根拠(※DVによる外傷の場合は診断書、不倫の場合はメールや写真などの証拠など)、養育費を算出するための源泉徴収票のコピーや収入証明書などを用意して、持参します。

感情面だけではなく、物理面でもいかに努力しているかをしっかり伝えることで、弁護士もアナタの気持ちに応えようとしてくれるでしょう。