初恋で別れても運命の人とは必ず再会する?
恋愛でなく結婚で最高の幸せを手に入れましょう!
淡い初恋のラブストーリーが実らなかったとしても、もしその彼と、お互いにとってベストなタイミングで、生涯を共にするパートナーとしてさらに深い関係で結ばれていくのであれば、それこそ最高に幸せな結婚を手に入れたと言えます。
ひとつハッキリしているのは、恋の過程で別れた人が、あなたにとって本当の意味で運命の人であれば、必ずや二人は再会して結ばれ、結婚へと至っていくということです。
だから失恋したからって必要以上に落ち込まずに、今はベストな時期でないと理解し、その人に執着するのでなく、新しい恋愛や出会いを楽しんで欲しいのです。
なぜなら、その新しい出会いこそが真の運命の人である可能性も高いし、付き合っていく中で、自分にとっては本当のパートナーが誰なのかをハッキリと知ることになるので、まったく心配する必要はないからです。
二人にとってベストタイミングで運命は動く!
今回、ご紹介する女性は薫さん(仮名)。彼女から結婚報告をもらった時に思ったのは、「やはり運命の相手とは何があってもお互いに準備ができたタイミングで必ず結ばれるんだ」ということ。なぜなら、彼女が結婚する運命の相手とは、なんと中学時代に失恋した同級生だったからです。彼は、薫さんが初めて出会った時から気になっていた初恋の相手。当時の学級委員会の活動を通じてどんどん惹かれていったそうです。
卒業式前日、15才の彼女は、意を決して彼に自分の気持ちを伝えます。ただ残念ながら、その時は見事にフラれてしまったのでした。
それから5年後、成人式で久々に彼と再会した薫さんは、「やっぱり彼のことが好きなんだ」と確信します。そこでその後、彼に会いにわざわざ遠方まで訪ねていきますが、その時は挨拶程度の会話に終わり、それ以上の進展もなく、彼女の中では一旦、彼への想いに区切りをつけることになります。
そんな心情の区切りから長い時を経て、彼女はその初恋の相手である彼と14年ぶりに再会を果たし、アッという間に結婚へと至ります。どうしてそんなことが起こったのかを、今回は探っていきたいと思います。
大きな失恋は、なにかが動くサイン⁉︎
薫さんが「恋愛ライフデザインセミナー」へ参加してくれたのは、1年半前の夏でした。その当時、彼女はどんな状況だったのか振り返ってみましょう。その時の彼女には、遠距離恋愛で長年お付き合いしている相手がいました。彼とは付き合いも長く、すでに指輪はもらっていたそうですが正式なプロポーズはなく、だんだん彼との結婚に関して不安を感じていたそう(当時の彼は仕事があまり順調でなかったため、結婚に対して決断ができなかったようです)。
そんな停滞期の彼女の前に気になる男性が現れ、その新しい出会いによって、悩んだ末に長い付き合いの彼とは終止符を打つ決心をしたのでした。
結局、その新しく出会った男性とは数回デートをしつつも、残念ながらうまくいきませんでした。彼女自身は新たな恋の予感に気持ちが高ぶり、部屋のものを断捨離したり、料理教室に通ったりしていたので、付き合えなかったことには大きなショックを受け、かなり落ち込んだそうです。
失恋したことで、真っ白な振り出しに戻り、とても辛い数週間を過ごしたと言います。でも今、振り返ってみれば、それこそが彼女の運命が動く瞬間でもあったのです。なぜなら、その人と上手くいかなったことは、後に運命のパートナーとなる中学時代に恋い焦がれた彼と再会する布石だったからです。
同級生の彼と長い時を経て再会した時には、過去の恋愛がすべて清算できていたので、彼女にとって結婚への障害や迷いは何もなく、GOサインを出せたと言います。
運命が変わる瞬間はある日、突然にやってくる!
運命の彼との再会は、ある日突然、ドラマのように薫さんの元にやってきます。きっかけは、彼からの8年ぶりのメール。彼が昔のメールを整理している途中で、薫さんのメールを発見し読み返し、急に彼女に返信したのでした。その時、彼が恋愛感情を意識して薫さんにメールを送ったのかどうか、その真意はわかりませんが、その1通のメールがきっかけで、二人の運命の歯車は一気に加速していきます。
久しぶりのメールに驚きつつも何度か軽いやり取りをしていると、彼から「今日は空いてる?よかったら一緒にご飯食べない?」と唐突のお誘い。
いつもは忙しかったのに、その日に限っては奇跡的に17時過ぎには仕事が終わりそう。あれだけすれ違っていた二人ですが、そのやり取りの結果、成人式のころから数え、実に14年ぶりの再会を果たすのでした。それは8年ぶりのメールを受け取った翌日の出来事です。
やはり運命の出会いとは、このような二人のタイミングが見事に合致していくのが特徴でもあります。そして、これらは決してお互いが頑張ったり、努力していくわけでもなく、ビックリするぐらい勝手にいい方向へと導かれていくのです。
14年ぶりの再会は、お互いにとって「まるでタイムマシーンに乗って、急に未来へ連れてかれたような新鮮さだった」と言います。
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