インテリアコーディネート/部屋別コーディネート術

インテリアコーディネートの力で蘇る古い別荘(2)

友人のインテリアコーディネーターが購入した熱海の別荘。かなり古くさ~いインテリアを大改造!カビだらけだったお風呂場も熱海の温泉にふさわしい温もりのあるスペースに大変身のビフォーアフターをご覧ください。

執筆者:鈴木 理恵子

熱海に古い別荘を購入したインテリアコーディネーターの井田さん、お金を余りかけずに、別荘をリフォーム。見違えるようにきれいになりました。
インテリアコーディネート力で蘇った古い別荘(1)では、貰いものや拾いもので賢く安くコーディネートしたリビングやダイニングを見ていただきました。今回は、温泉の熱海らしく変身したお風呂場をご覧ください。


カビカビのお風呂を温泉風に

塗り壁はカビだらけ、浴槽はステンレス。入浴するのを遠慮したくなるお風呂場でしたが……。

塗り壁はカビだらけ、浴槽はステンレス。入浴するのを遠慮したくなるお風呂場でしたが……。

この別荘は温泉が引かれているのが売り物の一つ。でも、ここの浴室は、塗り壁部分はカビだらけ、浴槽はステンレス製で、かなり年季がはいったもの。これでは、折角の温泉気分も凹んでしまうでしょう。


そこで、このお風呂場を安いタイルで貼り替えることに。すると大工さんが「ヒノキの余り材があるけど使います?」
井田さんは大喜び。数量的にも足りないこともあり、タイルとヒノキで貼りわけることにしました。

すると……。

 
ヒノキとタイルで生まれ変わった浴室。気持ちよくお風呂に入れそうですね。

ヒノキとタイルで生まれ変わった浴室。気持ちよくお風呂に入れそうですね。


気持ち良さそうな、清潔感のあるお風呂に生まれ変わりました。白いタイルを壁の下半分に、上部をヒノキにしています。ヒノキのいい香りを味わいながら温泉に入れそうですね。
白いタイルだけではともすると冷たい感じになりますが、ヒノキが加わることで、温もりを感じるお風呂になりました。またこのタイルのおかげで明るくなり、狭めの浴室にも広がり感が感じられ大成功。全面をヒノキにするよりも良い結果になっていると思います。

インテリアを考え始めるとあれもこれも取り入れたくなりますが、そんな時には優先順位を考えることも大切。優先順位を整理して明るく変わった洗面所をご紹介します。
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