インド/インドの観光・世界遺産

いそがしい社会人向け!インド旅行のモデルルート(2ページ目)

インドは広大な国土に沢山の見所があり、またその広さゆえに上手くルートプランを考えないと非効率な移動で貴重な旅行日数を無駄にしてしまいます。インドは急いで旅をするような所ではありませんし、何事も思惑通りに進むような国ではないことも重々承知の上で、それでも行きたい忙しい社会人のためにモデルルートをご提案します! 極力無理なく、外したくないポイントを盛り込んで、移動の便も考慮したプランです。

中原 健一郎

執筆者:中原 健一郎

海外旅行ガイド


もう1日仕事を休んでゴールデントライアングルとバラナシを巡る8日間!

聖地バラナシ(別名バナーラス、ベナレス)は火葬場の町である。ここで荼毘にふされた遺灰はもちろんすべて聖なるガンジスに包みこまれていく。墓を持たないヒンドゥー教徒にとってそれは無上の最期の姿なのであろう。そんな遺体がインド中からひっきりなしに運ばれてくる。その数、一日に300体とか。

聖地バラナシ(別名バナーラス、ベナレス)は火葬場の町である。ここで荼毘にふされた遺灰はもちろんすべて聖なるガンジスに包みこまれていく。墓を持たないヒンドゥー教徒にとってそれは無上の最期の姿なのであろう。そんな遺体がインド中からひっきりなしに運ばれてくる。その数、一日に300体とか。

先述のゴールデントライアングルにヒンドゥー教の聖地バラナシを加えたおすすめのルートです! このバラナシはヒンドゥー教徒にとって最高の聖地で、インド人の生から死まで全てを包み込む大河ガンジスのほとりにあります。ここを訪れたかどうかでインドそのものへの理解が変わるといっても過言ではないでしょう。ゴールデントライアングルだけではもったいないですので是非あと1日工面して旅程に加えましょう!

■スケジュール
1日目 日本→デリーへ
2日目 デリー→ジャイプールへ移動 到着後、ジャイプール観光
3日目 ジャイプール観光 午後アグラへ移動
4日目 アグラ観光 夕方デリーへ移動
5日目 朝デリー→バラナシへフライト 着後バラナシ観光
6日目 出発までバラナシ観光 後、デリーへフライト 
7日目 デリー観光 夜デリー発
8日目 朝~昼 日本着 

早朝の沐浴は人々の欠かせない日課

早朝の沐浴は人々の欠かせない日課

ポイントは4日目、実はアグラからバラナシ近郊の「ムガル・サライ駅」まで夜行列車で行くことができます。(月・木・土曜はバラナシ駅に行く夜行列車もあり。朝9時頃着)これに乗れればかなり効率的な移動ができる上、朝到着は5時前とかなり早いですが、その分厳かな朝焼けのガンジスと早朝の沐浴をする人たちの姿にふれる良い機会になります(もちろん翌日の早朝でも構いません)。列車の切符はインドに着いたら早めに駅や外国人用チケットセンターで予約をしましょう。

※ ただし、ガンジス河周辺の小道はまさに迷宮ですので、暗い時間の立ち入りは非常に危険です。あたりが白み始める頃、オートリキシャーで直接河辺の近くまで行けるダシャーシュワメード・ガートや最上流のアッシー・ガートなどからアクセスしてください。

デリーとバラナシの間も往復ともに夜行列車で移動することができます。ただ、観光客が多いだけに泥棒の類も多いと言われている路線ですので気をつけてください。夜行の連続も疲れますので帰りは飛行機をお勧めします。

バラナシからデリーへの便を運行している航空会社のホームページ
エアインディア(1日2便)
スパイスジェット(1日2便)
ジェットエアウエイズ(1日1便)

ブッダが初めて説法をしたサールナート。ここに仏教が創始された

ブッダが初めて説法をしたサールナート。ここに仏教が創始された

バラナシから約10キロの所にある、ブッダが最初に説法を行った仏教4大聖地の一つサールナートへも是非足を延ばしてみてください。 オートリキシャーでも行くことができます。

 

次は北・西・東インドの主要な見所を網羅する横断ルート



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