30項目にわたって追加・強化された快適化機能

さっそく、30項目にわたって快適化された機能を紹介しましょう。ただし、すべては紹介しきれないので、私が「なるほど」と感心した機能に絞って紹介します。なお、30項目の詳細については、こちらページに詳しいので、関心のある方は、ぜひチェックしてみてください。

●ツールパレットで複数の辞書をまとめて引ける
一太郎2015では、ATOKの電子辞典の検索結果を「辞書引きツールパレット」で表示できるようになりました。複数の辞書をまとめて調べられるので、言葉の意味を調べたいときはとても便利です。特に、プレミアム版とスーパープレミアム版には、次の辞典が用意されていますので、いろいろと調べながら文書を作りたい方には、とても便利だと思います。
  • 三省堂国語辞典
  • 三省堂類語辞典
  • ジーニアス英和辞典
  • ジーニアス和英辞典
文書中の文字を選択して[Ctrl]キーを押すと、複数の辞典の結果が「辞書引きツールパレット」にまとめて表示されます

文書中の文字を選択して[Ctrl]キーを押すと、複数の辞典の結果が「辞書引きツールパレット」にまとめて表示されます


●味のある「かな文字」を部品として用意
次の画面を見てください。お蕎麦屋さんやうなぎ屋さん、和菓子屋さんなどのメニューや看板で使えそうな味のある文字が並んでいます。

お蕎麦さんのメニューにありそうな古風な文字。フォントではなく「部品」です

お蕎麦さんのメニューにありそうな古風な文字。フォントではなく「部品」です


これらは、一太郎2015で用意された「文字部品」です。通常のフォントとしては用意できないので、部品としてこうした特殊な文字が用意されているのです。いろいろと使える場面がありそうですね。

●PDFファイルを同時に作成・保存できる
作った文書を保存するときは、一太郎ファイルと同時にPDFなどの別形式ファイルも保存することが可能です。PDFだけでなく、Word形式やテキスト形式も指定できるので、いつも一太郎文書を作ったあとで、別形式に変換している方には便利だと思います。

[他形式も同時に保存]をチェックしてファイル形式を指定します

[他形式も同時に保存]をチェックしてファイル形式を指定します


●1ページの文書にはページ番号を付けない
これまでの一太郎では、1ページしかない文書であっても、1ページ目に自動的にページ番号が付きました。これには、1枚しかないのにわざわざページ番号を付けなくても……と感じていたユーザーも多いはず。ということで、一太郎2015では、1ページしかない文書を印刷するときは、ページ番号を印刷するかどうかを指定できるようになりました。

1ページしかない文書を印刷するときは、このメッセージが表示されます。[いいえ]ボタンをクリックすると。ページ番号を付けないで印刷できます

1ページしかない文書を印刷するときは、このメッセージが表示されます。[いいえ]ボタンをクリックすると。ページ番号を付けないで印刷できます


●ベテランユーザーにも配慮したくっきり画面
デザインや配色を見直して、くっきり見やすい画面が用意されたのも、今回の一太郎の特長です。30周年を迎える一太郎だけに、長年利用してきたユーザーが、けっこう高齢化しているのも事実。私もその仲間ですが、小さい文字が見づらかったり、薄い色が確認しづらかったりするのも確かなのです。新しい一太郎は、こうしたユーザーへの配慮も怠っていません。

[表示-くっきり画面]を選択すると、このダイアログボックスが表示されて、画面のデザインを変更できます

[表示-くっきり画面]を選択すると、このダイアログボックスが表示されて、画面のデザインを変更できます


こちらはすべての項目がオフの状態です

こちらはすべての項目がオフの状態です


こちらはすべての項目をオンにした状態です。画面がくっきりと表示されます

こちらはすべての項目をオンにした状態です。画面がくっきりと表示されます


●電子書籍への対応は確実にワードを上回る
電子書籍を作る機能が充実しているのも、一太郎2015の特長です。電子書籍の最新フォーマットであるEPUB 3.0.1に対応したことで、中扉の「ページ中央寄せ」ができるようになりました。また、楽天が販売している電子書籍端末 koboに最適化された出力も可能です。電子書籍を作るためのワープロとしては、確実にワードを上回っていると思います。

一太郎2015は、電子書籍用のワープロとしても着実に進化しています

一太郎2015は、電子書籍用のワープロとしても着実に進化しています


30周年記念ソフトを2本搭載