建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

入母屋の変形屋根を載せた二世帯住宅[赤堤の家]

住み慣れた地に子世帯と母親が棲み分ける完全分離型の二世帯住宅です。東西に長く伸びる母屋に入母屋の変形屋根を載せ、その東側の妻側をガラス張りにして、吹抜けをもつダイニング・キッチンのトップライトとしています。

執筆者:川畑 博哉

母親と子世帯が上下に分かれて住む二世帯住宅です。吹抜けとロフトのある上階の子世帯と、地上階はワンルームの親世帯というプランニングによって、お互いに心地よく棲み分けています。

トップライトのある入母屋の変形屋根


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外観
1. 外壁は防火サイディングとフレキシブルボード張り。2階のバルコニーが子世帯の玄関の庇の代わりになっている。
外観
2. 屋根の東側。妻側が三角のトップライトになっている。屋根はガルバリウム鋼板葺き。写真:坂下智広
外観
3. 子世帯の玄関ホール。ハイサイドライトからの光がホールを明るく照らす。正面のドアの奥は脱衣室。写真:坂下智広


最寄りの駅から徒歩5分の住宅密集地の路地の奥にNさん一家と母親が住む二世帯住宅があります。
車の出入りする西側以外は三方とも隣家が迫り、十分な採光が期待できないという厳しい条件の立地ですが、設計を依頼されたフィッシュアンドアーキテクツの盛さんと中山さんは、大きなトップライトや吹抜け等により、快適な住まいを実現させました。

◆建築データと建築家プロフィール


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