バドミントンシューズの特徴とは? おすすめの選び方
バドミントンシューズの選び方とは
競技としてバドミントンをする場合は基本的に体育館を使用します。その場合、(施設にもよりますが多くの体育館は)体育館シューズが必要になります。
バドミントンは前後左右に激しく動く競技です。そのためフットサルやバレーボール、バスケットボールなど他の種目とはフットワーク(足運び)が違います。そうすると当然シューズの素材や構造、設計も違う必要があります。では、バドミントンシューズの特徴をいくつかご紹介します。
■快適にプレイするための軽量化・通気性
バドミントンは前後左右、縦横無尽にコート内を動き回ります。そのため軽量化というのはとても重要なことです。常に動いている必要があるためシューズの重さはプレイに影響が出やすいのです。また同時に通気性も重要なポイントになります。
■安全にプレイするためのグリップ力
グリップ力とは摩擦の力です。ここでは靴底と床との摩擦について指しています。バドミントンシューズは他のシューズに比べ、靴底と床の接着面積を大きくし、グリップ力を強めに作られていることが多いのです。これは安全面で考慮された機能で、足の安定性とねんざのような怪我の防止に繋がります。
■思い通りに、より長くプレイするための耐久性
バドミントンは激しいスポーツのため、それに耐えうる耐久性も求められます。
バドミントンシューズのつま先部分は左右のブレを抑える設計で作られています。これも特殊なフットワークをする競技のシューズならでは。またバドミントンでは、前方のシャトルのレシーブ(返球)の際、前に踏み込んだ足の反対側の足をコートに引き付ける動きをします。そのため、ある一定の箇所は非常に傷みやすいのです。バドミントンシューズは、その部分に耐摩擦性を高めた素材を使うなども考え、開発されているのです。
バドミントンシューズのメーカー(ヨネックス、ミズノ)による特徴
バドミントンシューズと一言で言っても、いくつかのメーカーが取り扱っています。
当然、それぞれのメーカーは独自の素材や設計を開発して、差別化を図っています。
例えばヨネックスのバドミントンシューズは独自のクッション材を使っており、高いクッション性、反発性を保持しながら軽量化を図り、軽くて疲れにくいバドミントンシューズを実現しています。
また、ミズノのバドミントンシューズは独自のプレートを導入し、衝撃の吸収率と安定性を向上させています。また日本人の体形に合う可能性が高いのも特徴です。
その他にも、メーカー独自の特徴があります。自分の足と相談しながら、じっくり吟味してみてください!
バドミントンシューズは足にピッタリサイズがおすすめ
バドミントンシューズは自分の足とピッタリのサイズを選びましょう。「少し大きめ」がいい、ということはありません。バドミントンは左右だけでなく、前後にも激しく動きます。少し大きめのシューズの場合、「靴の中で足がずれる」などの現象がおき、プレイに悪影響を及ぼします。それらの現象を極力抑えるためにも、ピッタリサイズが最適なのです。
また、使い終わったバドミントンシューズは、風通しの良い場所に日陰干ししておきましょう。もし「ほぼ毎日やっています!」という方であれば、2足購入し、日ごとに変えるのもいいでしょう。靴にもお休みを与えることが、長く使うコツなのです。
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