バドミントン/バドミントン用品、グッズの選び方

バドミントングリップテープの目的と種類

グリップテープとは、ラケットの持ち手に巻かれるテープのことです。握った感触を良くしたり、汗を吸水し滑りにくくしたりと、その役割は多岐にわたります。今回は、そんなグリップテープについて、特徴とその人に合ったグリップテープをご紹介します。

執筆者:堤 嘉軌

グリップテープとは?

バドミントンイメージ図

バドミントンのグリップとは?

グリップとは、ラケットの持ち手のことです。
そしてグリップテープとは、そこに巻くテープのことをグリップテープと呼びます。

グリップテープを巻く主な目的は、グリップを握った時の感触を良くすることと、汗などで滑ることを防ぐためです。

グリップテープは、購入時にすでに「インナーグリップ」と呼ばれるグリップテープが巻かれています。一般的にはその上に、「オーバーグリップテープ」と呼ばれるグリップテープを巻きます。これがいわゆる、バドミントンのグリップテープです。

また、それらの間に「アンダーラップ」と呼ばれるテープを巻く場合もあります。これは汚れを防ぐ目的と、クッション性の増強、太さの調整などの目的があるのです。

さらに中には、購入時に巻かれているインナーグリップを剥がし、より細いグリップにして使う人もいます。しかし、まずは剥がさず、その上にオーバーグリップテープを巻く方法でよろしいかと思います。

オーバーグリップテープの種類は?

主に「ウェット」「ドライ」「タオル」の3種類があります。

グリップテープ

(例)グリップテープ

ウェットグリップテープの特徴は、フィット感です。手によく馴染み、汗の吸水性も申し分ありません。一番オーソドックスなものだといえます。

ドライグリップテープは、ウェットグリップテープに比べてウェット感が少なくサラサラとした印象のグリップテープです。汗が特に気になる方や夏場などにおススメのグリップテープといえます。

タオルグリップテープは、その名の通りタオル地のグリップテープです。吸水性は抜群で、汗っかきの人に好まれて使われます。但し、使用できる期間は長くはなく、交換のタイミングが早いことも特徴です。

これらはそれぞれに多くのカラーがあり、好みで選ぶことができます。また、表面積を広くし吸水性を上げることを目的とした穴あきグリップテープや、テープのセンターにスポンジなどの芯を作り、凸凹と手になじむフィット感を実現したデコボコグリップテープなどもあるのです。

最近では、大手メーカー以外でもオリジナルで開発したグリップテープも出ています。有名キャラクターとのコラボレーションや変わった柄などのグリップテープもありますので、是非インターネットやお店でお好みのグリップテープを探してみてください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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