HIV即日(迅速)検査は15分で検査が終了します。

HIV即日検査

HIV即日検査

HIV即日検査は、迅速検査、スクリーニング検査ともいいますが、どれもHIV抗体迅速診断薬で調べます。このHIV抗体迅速診断薬は、日本において薬事承認を受けている診断薬ですから安心して受けることができます。平成26年12月現在では、2種類の診断薬が認可されています。

検出感度も精密検査とほぼ同等です。

実際に感染しているHIVの陽性の検体を使って調べた感度比較では、精密検査も迅速診断薬でもほぼ同等です。ただし、迅速診断薬では、疑陽性率(陽性の疑いがある確率)が0.2~0.5%となっています。これは、HIVに感染していなくても1000人に2人から5人は陽性反応(感染している)が出てしまうことになります。そのため、即日検査で、疑陽性(感染の疑いがある)の診断を受けた人は、必ず確認検査を受けて診断を確定することが大切です。

感染機会より3ヶ月以上経過後の検査の疑陰性は0%です。言い換えると、即日検査だからと言って陽性(感染している)であるにもかかわらず、陰性(感染していない)と診断されることはないということです。

即日(迅速)検査に必要な血液は2ml

即日検査に必要な血液は2mlとなっています。小さじ1杯で5mlですから、その半分以下の血液で検査をすることができます。

HIV検査はいつ受ければいいの?

HIV遺伝子の有無を血液中から測定する

HIV遺伝子の有無を血液中から測定する

感染機会から3ヶ月以上経過後に検査を受けると確実な診断となります。

もし3ヶ月以上経過後まで待ちきれない場合は、感染機会から約2週間後以降であれば、HIV遺伝子の有無を血液中から測定する「NAT検査」と呼ばれる検査をすることができます。しかしながら、NAT検査は即日検査ではないので、検査結果の報告には数日時間が必要となります。また、NAT検査は保健所等ではほとんど取り扱っておらず、専門医療機関で行います。

NAT検査ではHIV-1型のみを検査するので、HIV-2型の感染についても調べるため、3ヶ月以上経過後に必ずHIV検査を受けてください。

また、感染機会から1ヶ月以上経過後から抗原抗体検査(第4世代)を受けることができます。この時点で陽性と診断された場合は、速やかに治療を開始するようにしましょう。

陰性と診断された場合には、感染していない可能性は高いのですが、3ヶ月後に再度HIV検査を受診し正確な結果を得るようにしましょう。この検査は、いずれも即日検査で行うことができます。

パートナーと検査を受けることが大事です

1度HIV検査で陰性(感染していない)と診断されたのなら、ぜひパートナーにも検査を受けるように勧めてください。2人とも陰性なら、他にパートナーがいなければ、二人の性交行為は安心です。恥ずかしがらずにお互いのためにHIV検査を受けましょう。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項