お正月の旅のTIPS
お正月の沖縄旅行はお店や施設の営業事情もあり、ある程度予定を組み込む必要がありますが、あまりガッツリと組んでしまうより、できる限りその日のお天気によって予定を変更できる余裕をもちたいもの。というのも、先にも書いているよう冬の沖縄はあまりお天気がよくありません。旅行中に晴れている日があれば、そこを最大限有効に使うのがこの時期の旅のコツです。
ドライブや島観光を予定している場合、正直、雨だと楽しみが半減どころかまったく楽しめません。天気予報をチェックしながら、お天気のよい日に予定をシフトしていくやり方がおすすめです。
お天気に恵まれたらドライブや島観光に。晴れていなくても雨さえ降らなければ街散策は楽しめるので、首里やゲートタウン、城などの史跡めぐりは曇りの日や小雨でもOKです。ひどい雨降りにみまわれた場合は、水族館やテーマパークなど屋内の観光施設、というふうに。また、どうしても天候に恵まれなかった時には、温泉でゆっくり温まるなど、当初にはなかったプランに変更する潔さも必要です。
温泉とまではいかなくても、大浴場を備えているホテルは少なくありません。冬の沖縄旅行では大浴場があるホテルを選ぶのも有効です。雨や風に吹かれて寒い思いをした後、ホテルでゆっくりお湯に浸かれるのと浸かれないのでは、大違いですからね。
冬のお楽しみ、温泉&ホエールウォッチング
ここ数年、沖縄では温泉施設が増加中。2013年には、那覇空港すぐそばの瀬長島に「琉球温泉 瀬長島ホテル 龍神の湯」が、2014年には本部に「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパの施設もとぶ温泉 美ら海の湯」がオープン。他にもホテルの温泉施設や日帰り温泉施設が点在します。沖縄で温泉ってなんとなくピンとこない人も多いいかもしれませんが、さすが火山大国日本列島、掘れば意外と出てくるものなのですね。
通常の温泉施設に加え、海水を利用したタラソテラピーなどスパ施設を備えたところが多いのは沖縄ならでは。せっかくなので思い切ってゆっくりと温泉&タラソテラピーでリフレッシュというもありです。水着はレンタルもできますが、重いものではないので一枚くらい荷物にしのばせておくといいかもしれません。
そして、冬の沖縄はホエールウォッチングのシーズン! 毎年この時期は、出産&子育てのためにやってくるザトウクジラを見るホエールウォッチングが人気のアクティビティ。那覇からでも、リゾートエリアからでも、各種ツアーが出ているので、ぜひ参加してみてください。天気がよくても海上は海風もあり体感温度はかなり寒いもの。ホエールウォッチングに行く予定の人は、しっかりと暖かい恰好&防寒対策を。風対策となるウィンドブレーカーのような上着があるといいでしょう。
何度もいうようでしつこいのですが、冬の沖縄はお天気が悪いことが多いです。リゾートにおこもりステイではなく、観光やドライブをメインに考えている人は、晴れて暖かい場合と雨天で寒い場合両方の天候を想定して持ち物を用意してください。ガイドの場合は、しっかりとした防寒対策、折りたたみ傘、Tシャツに加え、お天気だった時に砂浜で靴をぬぎたくなるのでビーチサンダルと温泉などで着用するかもしれない水着も持って行きます。みなさんもご自分の予定に合わせて旅の準備をしてくださいね。
晴れていれば、ぽかぽかで、心も身体も“ほっこり”が満喫できる沖縄。お天気に恵まれることをお祈りしています!