新しすぎないコンクリート打放し
外観は1階の南北にテラス、2階の西側、3階の北側、4階の南側にバルコニー、5階の北側にテラスと東側にバルコニーを設けて、重箱をスライドさせたような形をしています。これが蕾が開き花が咲くようなイメージを連想させ「BLOOM」と名付けられました。
ツヤの無いコンクリート打放しの外壁は、設計者の伊藤博之さんが好む「新しすぎない」仕上がりになっています。
◆建築データと建築家プロフィール
世田谷区の二子玉川に建つ5階建て10戸の集合住宅です。荒削りな感じのコンクリート打放しの外観の内側には、すべての住戸にテラスとバルコニーのある、変化に富んだプランニングが詰め込まれています。