建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

大屋根が家族のプライバシーを守る[赤塚の家]

板橋区の郊外の中間に建つ平屋です。大きな屋根と深い庇により住民のプライバシーを守り、内部は変化に富んだ様々な距離感を持つ空間が、住む楽しみを与えてくれる住宅です。

執筆者:川畑 博哉

最寄りの駅と街道から徒歩15分の、農地転用による中高層のアパートやマンションが建ち始めた場所に、家族4人の暮らす平屋が建ちました。100坪を超える土地に建築面積が48坪という余裕のある住まいです。

南に駐車場をもつ大屋根の平屋


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外観
1. 南向きの道路に面した外観。手前は計画地を敷地分割して生まれた6台分の駐車場。屋根はガリバリウム鋼板葺き。写真:MDS
外観
2. 西側の道路から伸びる玄関へのアプローチ。コンクリート砕石洗い出し仕上げの踏み石の隙間には砕石砂利が敷かれている。写真:MDS
玄関
3. 60cm角の磁器質タイル張りの玄関。同じタイル張りの床が1段上がった室内にも伸びている。写真:MDS
模型
4. 模型の大屋根を外すと屋根の下のプランが分かる。左が駐車場のある南側。


最寄りの駅と街道から徒歩15分の、農地転用による中高層のアパートやマンションが建ち始めた地域に赤塚の家は建っています。
南と西で道路に接する角地という立地で、南側は車が6台停まれる駐車場になっています。家族のプライバシーを確保するため、母屋は高さ3mの壁によって周囲と隔てられています。

◆建築データと建築家プロフィール


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