お祝い・ギフト/手土産

器量よしの絶品「手土産」厳選3(2ページ目)

帰省やお年始挨拶の手土産は、事前に心をこめて選んで正しいマーナーと共に贈りましょう。誰からも喜ばれる器量よしの手土産を厳選してご紹介します。

執筆者:冨田 いずみ

樫舎の和菓子

あたたかい真心こもった素材の味を和菓子に引き出す―というのが樫舎さんの信念。そして、和菓子作りは素材と餡で決まります。ときっぱり名言される潔さ。少ない言葉は核心をついていて真実を語っています。

正月に家族で訪れた奈良で偶然こちらのお店のわき道を通りかかり、その佇まいと並んだお菓子の様子にただ者ではないものを感じて中で一服させていただくことに。母は確か椿の求肥を、私は百合根のきんとんとお抹茶、兄はお善哉をそれぞれ感心しながらいただきました。その時食せなかった薯蕷饅頭は、後から取り寄せもしました。

お若いのに凛とされ、並々ならぬ修行を重ねて暖簾を掲げられたことが伝わって来ました。よく人に秘密にしておきたいようなお店に十年に一度くらいは巡り逢うものかと思いますが、まさしくそんな所でした。私が語るまでもなく、御贔屓には神社仏閣の方々が名を連ねていらっしゃいます。

最高の素材から作りだす樫舎の和菓子。HPに掲載されているお菓子はそのほんの一部です。

時期に合わせてお菓子の種類も当然変わり、季節・気候に合わせて一番食べ頃の美味しい旬の素材を使ったお菓子がご用意されます。とっておきの手土産には、このお菓子をたずさえて年末年始にお備え下さい。
kashiya

みよしの(葛焼き)/みよしの(蒸し上げ)/雪餅/薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)/みよしの重箱/右側

丹波小豆のこし餡と吉野本葛を合わせて蒸した『みよしの』と近江の餅米で種を焼き、阿波の和三盆糖の蜜をかけた『小種』の詰め合わせは、生菓子と干菓子の詰め合わせが欲しいという多くの声に応えて仕立てられたもの。数量の希望や予算にも応じた他の詰め合わせも注文可能です。どうぞ、お問い合わせはお電話で。

【問合せ先】
樫舎(かしや)
電話/FAX:0742-22-8899
〒630-8392
奈良市中院町 22-3
営業時間:9:00~18:00
http://www.kasiya.jp/gokonyu/index.html

さらに手土産のマナーについて知りたい方は、ガイド冨田いずみが監修したこちらの本も参考になります。



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