マウイ島観光のハイライト、ハレアカラ
雲海をオレンジ色に染めるハレアカラのサンライズ
マウイ島を創り出したハレアカラのパワー
ハレアカラ国立公園ゲートの看板。太陽を操る半神半人マウイが描かれている
古代ハワイアンは、ハレアカラを強いパワーを持つ聖域と崇め、ヘイアウ(神殿)を建てて神聖な儀式を行っていたそう。ハレアカラ山頂手前には、鉄分を多く含む火山岩で形成された「マグネティックピーク」と呼ばれる山があり、コンパスを狂わせるほどの電磁波を放っているとか。立ち入ることはできませんが、こちらも巨大なパワースポットだと言われています。
ハレアカラ国立公園への行き方・注意点
山頂へ続くハレアカラハイウェイ(378号線)。雲の上をドライブしているよう
レッドヒルと呼ばれる山頂周辺。名前の通り赤土の大地が広がっている
料金所近くには公園管理事務所であるパーク・ヘッドクウォーターズ・ビジターセンター(8時~15時45分 Googleマップ)、山頂手前にハレアカラ・ビジターセンター(日の出~12時 Googleマップ)があり、飲料水のサービス、お土産の販売、トレイルマップや天体マップなどを配布しています。トイレは24時間利用可能。ビジターセンターで休憩しながら、気圧の変化に体を慣らしていきましょう。
ビジターセンターでは、食べ物を販売していません。ミネラルウォーター等飲み物とともに事前に用意を。また、山頂付近は真夏でも10度以下という真冬の気温のため、ダウンやフリースなど防寒着を忘れずに。ウェブサイトにも安全のための注意事項・持ち物が記載されています。
サンライズ時の入園は要予約!
サンライズ観賞時の山頂の混雑を解消するため、2017年2月1日より午前3時から7時の入園は予約制となりました。個人で入園する場合は、ウェブサイトでの事前予約が必要で、予約料金は車1台につき1.50ドル。入園予定日の60日前から予約可能です。サンライズ観賞は往路が、サンセット観賞は復路が夜間の運転となるため、初めて訪れる人はオプショナルツアーに参加することをおすすめします。ツアーでは、天候によってベストな観賞スポットを案内してくれたり、防寒着や双眼鏡の無料レンタルも行っています。
<おもなツアー会社>
- ポリネシアン・アドベンチャー・ツアー(サンライズ&朝食付き 英語ツアー)
- マウイオールスターズ(サンセット&スターゲージング 日本語ツアー)
雲海からわきあがる神秘な朝日に包まれて
ハレアカラでは、サンライズ観賞、サンセット観賞、星空観測、クレーター内のトレッキングや乗馬などのアクティビティが楽しめますが、ハレアカラが一番美しく、地球のパワーを感じることができるサンライズは、目に焼き付けたい絶景。サンライズを体験するには、ホテルを午前2~3時に出発して車で山頂へ。満天の星空を仰ぎながら日の出の時を待ちましょう(日の出時間はウェブサイト参照) やがて空が白み始め、オレンジ色のグラデーションに色づくと、雲海の間から太陽が昇ります。それは、地球の下からわきあがってくるような力強いサンライズ。山頂は、寒さも忘れてしまうほど荘厳で神々しい雰囲気に包まれます。
地上3055メートルに広がる赤土の大地
月世界に来たかのような絶景クレーター
乗馬ツアーも行われる山頂付近
ハワイ語で「アヒナヒナ」という名のシルバーソード(銀剣草)
<DATA>
■Haleakala National Park(ハレアカラ国立公園)
住所:マカワオ・タウンの南 カフルイから37号線~ハイウェイ377号線~378号線へ(Googleマップ)
TEL:Park Headquaters Visitor Center (公園管理事務所) 808-572-9306 ※8:00~15:45
入場料:国立公園への入場料が必要 車1台25ドル(3日間有効 2020年1月から30ドルに値上がり予定)