鉄道/SL

SLの殿堂、京都「梅小路蒸気機関車館」(5ページ目)

産業文化財としての蒸気機関車を動態保存する目的で設置された京都の「梅小路蒸気機関車館」。オープンから40年以上が経った今でも、日本を代表する名機18形式20両(D51形とC62形は2両づつ)が一堂に並ぶが、現在はどんな車両があるだろうか? また、実際に煙を吐いて動く車両もあり、ぜひ展示運転も見てみたいところ。SLファン垂涎の「梅小路蒸気機関車館」の見どころをレポート!

野田 隆

執筆者:野田 隆

鉄道ガイド

今後の鉄道博物館建設計画

展示用車両

準備のため梅小路付近に集まった新博物館展示用車両


オープンから40年を過ぎた梅小路蒸気機関車館に転機が訪れようとしている。隣接地に新しい鉄道博物館を造り、蒸気機関車館と一体化した総合ミュージアムにするという計画である。名称は、「京都鉄道博物館」。2014年4月に閉館した大阪の交通科学博物館に展示していた鉄道車両を引き継ぐとともに、新たな車両も加わる予定である。既存の鉄道博物館(埼玉県さいたま市大宮区)、リニア・鉄道館(名古屋市)よりも大きな日本最大の鉄道系博物館の誕生で、2016年春のオープンが今から楽しみである。


梅小路蒸気機関車館の案内

入館記念券

梅小路蒸気機関車館の入館記念券


●開館時間10:00~17:30(入館は17:00まで)
●休館日 毎週水曜日
※春休み(3/25~4/7)・夏休み(7/21~8/31)は水曜も開館
年末年始(12月29日~1月3日)
※平成26年4月より、休館日を毎週水曜日に変更となった。

●入館料
大人(高校生以上)=410円、小人(4歳以上)=100円

●SLスチーム号乗車料金
大人(高校生以上)=200円、小人(4歳以上)=100円

●アクセス
JR京都駅から徒歩20分、バスの便あり

扇形の絵葉書

ミュジアムショップで買った扇形の絵葉書


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