そこで今回は羊を撮るときのポイントをまとめてみました。撮影に行く直前の参考用にもどうぞ。
羊は撮りやすい動物
羊を放し飼いし、見学客が触れあえる展示をしている動物園等は多いです。大人しい性格の羊は、人間と接触しても危害を加えることは少なく、写真にも撮りやすい動物です。
しばらく観測していると、いくつかの行動パターンがわかります。それらは、餌を食べているとき、座っているまたはじっと動かないとき、そして移動しているとき、などに分けられます。
このうち撮影しやすいのは、餌を食べているときとじっとしているときです。地面に生えている草などを食べているときは、下を向いたままの状態になっていることが多いです。
動かないときは、同じ場所にしばらく座り込んでいたり、立ったままでいます。じっとしていても咀嚼をして口を動かしていることが多いようです。ひとが近付いても逃げることもあまりないので、羊の背後に回って一緒に記念撮影するのも良いでしょう。動いていない羊を見つけてそっと後ろに回り、動かないうちにポーズを決めて撮影します。
次のページでは、羊の表情を撮り分けるポイントをまとめました。