回転軸やギアが見えな」い新構造が、全面ブラシを実現
ソフトローラーが大小のゴミに対応するというのは納得できました。では、このソフトローラーはいったいどうやって回転しているのでしょうか?普通のヘッドの場合、裏返すとブラシの両端にギアがあって、それによりブラシが回転するのが一般的な仕組みです。しかし、この「ソフトローラー」は、両端いっぱいまでブラシでバンバンに入っていて、ギアなどが全く露出していません。ソフトローラーは丸洗いできるので汚れても安心
ソフトローラーはその名の通り柔らかい素材でできているため、万が一、床にこぼれていた水分の上を通過してしまうと、その水分を吸収して汚れてしまう可能性があります。そんな場合のために、このソフトローラーは取り外して水洗いできる仕様になっています。中のメカから外してしまえば、柔らかいスポンジ状の筒だけになるので、簡単に洗うことができます。発表会では、醤油やケチャップ・ジュースなど様々なもので実験もし、全てちゃんと落ちることを検証しているとのこと。これなら小さなお子さんが居ても安心ですね。【DC74】と【DC62】、それぞれの長所を踏まえて選択を!
新製品を発売しましたが【DC74】と【DC62】は平行販売しています。ちなみに【DC74】のヘッドは専用パーツとなっているため【DC62】との互換性はありません。理由は、新しいヘッドに内蔵されたモーターが従来のヘッドと異なるため、ヘッドだけをオプションで発売することはしなかったとのこと。なので、これから購入の検討をされる人は、どちらがよいか悩むかもしれません。(※すでに【DC62】を所有している人は、新しく買わないと手に入らないのが残念なところですが…)では、昨年度モデルの【DC62】との違いを整理しておきましょう。吸引パワー・ゴミの捨て方・本体部分の手入れは、前モデルと全く変わることはありません。しかし、全長は【DC74】がやや長くなっていますので、身長の低い人には少し大きいと感じるかもしれません。ヘッドの大きさも大きくなっていますので、小回りが効くという点では【DC62】にも軍配が上がります。
また、【DC74】のソフトローラーはフローリングの床では最大の効果を発揮しますが、カーペットだとローラーの抵抗が大きいため、今までのタイプよりは力が必要になるでしょう。一方【DC74】は、フローリングやハードフロアが大半で、犬や猫などペットがいるような環境であれば、文句なくソフトローラーの威力が発揮されますし、集塵力がかなり高くなっていることが実感できると思います。このように、それぞれ特徴がありますので、自分の家のホコリタイプや、取り回しや使い勝手などをしっかり吟味して、適切なタイプを選ぶのがおすすめです!
※【DC62】についてはこちらの記事を参考にしてください!
参考記事:コレ一台でOK!コードレスクリーナー ダイソンDC62(All About家電)
参考サイト:dysonオンラインストア