その3 リキシャー
デリーのコンノートプレイスを颯爽と走る!これがオートリキシャー
リキシャーは大別してオートリキシャーとサイクルリキシャーに分かれます。ここでは詳しい説明は省きますが、速くて快適なのはもちろんオートリキシャーの方で、その分料金も高めです。飾りだけ(少なくとも外国人には)の料金メーターや料金表が付いていることも多く、料金トラブルはサイクルリキシャーに比べるとやや少なめ。それでも外国人の場合はほぼ必ず上乗せの料金を提示してきますので、これはもうそういう習慣なんだと思ってしっかり料金交渉してください。
サイクルリキシャー
- レベル1:料金の言い値も相場、着いてからも笑顔でその言い値の料金を受け取ってくれる超良心的(日本で言うところの普通の)リキシャーワーラー……絶滅危惧種
- レベル2:まず相場の数倍の料金をふっかけてくるが、交渉次第で相場近くに下げてくれて、到着後もその料金でサヨナラしてくれるリキシャーワーラー……全体の5~6割
- レベル3:交渉により相場近くの料金で行ってはくれるものの、最後にチップを要求するリキシャーワーラー……全体の3~4割
- レベル4:比較的良心的な値段で行ってくれると言うものの、最後は法外な料金を要求し、大声でケンカまでしないと引き下がらないリキシャーワーラー……全体の約1割
ここでも大切なことは毅然とした対応をとること。払うべき金額を握らせて早々に立ち去るのが良いと思います。面倒くさいから、日本円にしたら大した金額じゃないからと要求に負けてしまうのは相手を助長させるだけです。また、その結果が今に繋がっているのも事実です。
大都市コルカタにはタクシーが多い
その4 トイレ
インドのトイレは紙ではなく水を使う
インドのトイレには個室ごとに蛇口が備わっていることも多く、その傍らにはバケツと手桶が用意されています。バケツの水を手桶にすくって、これで洗うのです。こすり洗いをするのには不浄とされている左手を使います。最後に左手を洗うのにも、この水を使います。
ホテルなどでシャワーのついでに裸で入る時などは比較的楽にこなせると思いますが、通常は服を着ていますから、衣服にかかってしまったり、またビチャビチャはねたりするのを不快に感じる人は多いでしょう。
ウェットティッシュはインド旅行の必需品。様々なシーンで重宝します!
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