建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

路地のあるコーポラティブハウス[都立大学テラス](3ページ目)

私鉄の駅付近から川に向かう傾斜地の閑静な住宅地に建つ13戸のコーポラティブハウスです。二つの旗竿敷地の旗をつなげたような形をした敷地に路地を巡らした、2つの入口を持つ個性的な集合住宅です。

執筆者:川畑 博哉

ドライエリアのある地階


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地階
1. 地下にある住戸Iのダイニング・キッチン。カウンターの後の鏡張りの収納扉にドライエリアが映り込む。床はタイル張り。写真:studio ARTEC
地階
2. 住戸Gのダイニング・キッチン。一段高くなっている窓際は床下収納になっている。壁に付いたジグザグの梯子で1階に上がる事ができる。床はヨーロピアンオークのフローリング。写真:studio ARTEC
地階
3. 住戸Kのダイニング・キッチン。奥の天窓から光が降り注ぐ。床はクリ材のフローリング。写真:studio ARTEC


13の住戸のインテリアはコーポラティブならではの、どれも同じもののないバリエーションに富んだデザインになっています。
地下にメインルームをもつ6戸は、天井高が2.8mもある広いLDKになっています。地下ではあっても全戸にドライエリアがあり、ここから外の明るい光が室内に入り込んできます。住人はドライエリアを介して、居ながらにして外の気配を感じる事が出来るのです。

◆建築データと建築家プロフィール


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