ベンチのある回遊式の路地
1. 外階段を上がりきった先に現れる幅2mの路地。舗装は砂利洗い出し仕上げ。外壁の脇にトウカエデが植えられている。写真:studio ARTEC |
2. 隣家の背後に南北に伸びる路地。外壁のガルバリウムで囲われた部分はパイプスペースになっている。写真:studio ARTEC |
3. シンク付きのコンクリートテーブルのある通り土間。間口は2.3m。写真:studio ARTEC |
前面道路から一歩足を踏み入れると、住民達が共有する路地空間が続いています。ここにはヤマボウシやトウカエデの樹木や、通路と壁の間にアガパンサスやタマリュウなどが植えられ、珪藻土を塗った壁とともにコンクリート住宅のもつ冷たいイメージを和らげています。
また、コンクリートのベンチやパーティーで住民が自由に使うことができるテーブルやシンクなどが備え付けられています。
◆建築データと建築家プロフィール