スペイン料理/おすすめスペイン料理店

窯焼きパンとタコの柔らかさに驚愕するガリシア料理店

吉祥寺から井の頭線で3分「三鷹台」駅より徒歩3分。日本では非常に珍しいスペイン・ガリシア料理の専門店「アエスピリトロンパ」。シェフお手製の本格窯で焼き上げるパンやお料理の数々に舌鼓。【閉店】

加瀬 まなみ

執筆者:加瀬 まなみ

スペイン料理ガイド

※2017年2月末閉店

内装も石窯も、全てが手造りの心地良い空間

エントランス

黄色と青のコントラストが目を引くオシャレな外観

吉祥寺から井の頭線で3分「三鷹台」駅より南へ進むと、郵便局の隣に現れるガラス張りのスタイリッシュな一軒家。日本では非常に珍しい、スペイン・ガリシア料理の専門店「ア・エスピリトロンパ 」。入り口では「A ESPIRITROMPA」と描かれた温かみのあるオブジェが迎えてくれます。
店内

店に一歩入ると開放的なキッチンが広がる

店内は骨組みの見えるロフトハウススタイル。左手には吹き抜けの階段、右手には広々としたキッチン。キッチン横には仕切りように設置されたカウンターが。カジュアルなパーティーでは、こちらをスタンディングスペースにしてワイワイ盛り上がるそうです。
太田シェフと窯

太田シェフと、こだわりが詰まった手造りの薪式石窯

キッチンで一際存在感を放つ大きな石窯は、オーナーシェフ太田修一郎(おおたしゅういちろう)さんの手造り。窯の中で薪を焚くと500℃以上まで温度を上げられるとか。そこから薪を取り出して300~400℃まで温度を下げ、熾き火で1時間かけて焼きあげるガリシアパンは、それだけを食べに行ってもいい!と本気で思わせる美味しさ。詳しくは後程。

スペインレストランに必要な物は「料理・パン・ワイン」一つでも欠ければ成り立たない、というのが太田さんの信念。バスクやカタルーニャで修業するシェフが多い中、農業・漁業ともに充実したスペイン北西部ガリシア地方を修業先に選んだのも納得できます。
2Fテーブル席

温かみのある2Fのテーブル席

階段を上がると、オレンジ色の壁に籐の椅子が温かみあるテーブル席。店内には、薪を焚く甘い木の香りがふんわり漂う心地良さ。壁も床もテーブルも、吊り下げられた柔らかな照明も、目に入る物はほとんど、太田さんがご友人たちと一緒に手作りした物なんですって!

太田さんのこだわりが散りばめられたお店。では、一体ガリシア料理ってどんな料理なのでしょうか?次のページでは、石窯で焼きあげるガリシアパンと、魅力は触れるガリシア料理の数々をご紹介しましょう。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます