冬のもう一つの楽しみ、フランスの冬グルメ

冬グルメ

冬ならではのグルメを味わう (c) Paris Tourist Office - Photographer : Amelie Dupont

イルミネーション、マルシェドノエル(クリスマス市場)……フランスの冬の風物詩ですね。フランスでは、冬ならではのグルメがあるのをご存知ですか? 寒くて日も短く、時には厳しく感じてしまうフランスの冬ですが、食に関しては楽しみが多い季節なのです。では、フランスに来たら是非味わってほしい冬のグルメを5つ、ご紹介しましょう。

生牡蠣

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何といっても冬は生牡蠣 (c) B.SCHMID/a.collectionRF/amanaimages

冬のグルメといえば、何といっても生牡蠣でしょう。フランスでは、「r」のつく月、つまり9月から4月までが牡蠣の季節といわれていますが、特に冬はグリコーゲンが増えて一番美味しくなります。カフェやレストランの前には牡蠣のスタンドが張り出され、店内でいただくこともできるし、その場で買って帰ることもできます。

フランス人はとにかく牡蠣を生で食べるのが大好き。日本式に牡蠣鍋をしようものなら、「せっかくの牡蠣を煮てしまうなんてもったいない!」と言われてしまいます。それくらい生牡蠣へのこだわりがあります。生牡蠣はレモン汁やワインビネガー、エシャロットと呼ばれる小さな玉ねぎのみじん切りなどと一緒にいただくのが一般的。ちなみにフランスの牡蠣はサイズの番号があり、一番大きいものが1で、数字が大きくなるにつれてサイズは小さくなっていきます。

ちなみに生牡蠣をいただくなら、必ずキリッと冷えた白ワインを是非お供に。この2つはフランスではセットです。生牡蠣をつるっと食べた後に冷たい白ワインを飲むと、生牡蠣の海の香りや味わいがより一層引き立ちますよ。

ジビエ

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ジビエの特徴は力強い味

冬の魚介のグルメが生牡蠣なら、肉のグルメはジビエです。この時期レストランやビストロでは、それぞれ自慢のジビエ料理を出します。秋から狩猟が解禁され、漁師が狩猟で仕留めた動物の肉は何といっても野性味に溢れていて、引き締まりつつも脂ののった味わいを堪能できます。主なジビエとしては真鴨、キジ、野兎、猪、鹿などがあります。是非赤ワインと一緒に楽しんで下さい。

こちらの記事も参考に!>>>狩猟解禁!秋冬はフランスでジビエを食べる

ラクレット

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チーズ好きにはたまらないラクレット

ラクレットとは、ハムやソーセージなどのシャルキュトリーやじゃがいもなどの野菜を焼いて、アツアツに溶かしたグリュイエールチーズをたっぷりとかけたサヴォア地方の料理。スイスでもよく食べられており、アルプスの名物です。フランスでは家庭のラクレットの道具もあり、日本でいう鍋のような料理です。

ラクレットはもちろんお店でも食べられます。サンミッシェル駅周辺にはラクレット専門店が多く集まっています。大きな装置でチーズを溶かしている様は圧巻。一度食べたらやみつきになりますよ。

ショコラショー

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温かいショコラショーは冬の定番スイーツ

冬のカフェの定番が、ショコラショーです。ショコラショーとは、チョコレートを溶かしたものにミルクを混ぜて飲む温かいドリンクのこと。一年中通してカフェでオーダーできるものの、やはり温かさが欲しい冬に是非飲みたい、スイーツともいえる飲み物です。

注意したいのは、パリのカフェで出てくるショコラショーは二通りあるということ。一つは上記で説明したような、昔ながらのどろっとしたテクスチャーのショコラショー。そしてもう一つは、日本で言う「ミロ」のような、ショコラの粉をミルクでわったさらさらした薄いものです。オーダーする前に確認しないと、薄いショコラショーが出てきてガッカリすることも少なくありません。オーダー前には必ず「ア・ランシアン(昔ながらの)?」と確認しましょう。

ちなみに下記の店では、昔ながらのショコラショーを出しています。特にサロンドテ・アンジェリーナのショコラ・アフリカンは、モンブランと並ぶここの看板商品。とても甘くて濃厚な、存在感たっぷりのショコラショーがいただけます。

<DATA>
Salon de thé Angelina
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濃厚なショコラショーが飲める

住所:22, rue de Rivoli 75001 Paris
電話:01 42 60 82 00
営業時間:7:30~19:00(土・日曜・祝日は8:30~)
アクセス:メトロ1号線Tuileries駅より徒歩3分
他パリに6カ所、フランスに9カ所あり

■Le Danton
住所:103, boulevard St Germain 75006 Paris
電話:01 43 54 65 38
営業時間:8:00~翌2:00
無休
アクセス:メトロ4・10号線Odéon駅の目の前

■Le Terminus Balard
住所:1, Place Balard 75015 Paris
電話:08 99 03 48 06
営業時間:7:00~22:00
無休
アクセス:メトロ8号線Balard駅より徒歩3分

ヴァンショー

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飲み過ぎに注意 (c) GYRO PHOTOGRAPHY/a.collectionRF/amanaimages

冬のフランスのお酒といえばヴァンショー。赤ワイン、砂糖、オレンジ、シナモンがあれば簡単に作れます。外ではカフェでも飲めますが、マルシェドノエルでも必ず売っています。長時間のショッピングや観光の時にはヴァンショーを飲んで体を温めながら歩くと快適です。ただし甘いワインで飲みやすいので、飲み過ぎには注意です。

こちらの記事も参考に!>>>体が心から温まる!フランスの冬のお酒ヴァンショー
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