ガラスは被写体に魔法をかける
ここで紹介するシャッターチャンスのキーとなるのがガラスです。ガラス越しでものを見るだけで、被写体に魔法をかけたように見え方が変わることがあります。
また、単にガラス越しで見るだけではなく、もうひとつ大事な要素があります。それは水です。ガラスの向こう側に水滴や水が入っているものを通して被写体を見ることで、より変化が生まれます。
水を通して見ると別世界
水が入っているグラスなどを通して被写体を見ると、また違った趣になります。
水の中にある被写体を撮るときは、ガラス面ではなく被写体にピントを合わせます。オートフォーカスでは、ガラス面にピントを合わせてしまうことがあり、撮りたい被写体がピンボケに写ることがあります。そのような場合は、ピント合わせをするポジションを指示するフォーカスポイントを被写体に合わすか、マニュアルフォーカスにて手動でピント合わせをするのがいいでしょう。
次のページでは、ガラス越しで写す作例を紹介します。