ロータス史上最強のコンバーチブル
世界のスポーツカーの中でも、独自のポジションを築いているロータス。その最大の魅力は、軽量でコンパクトな車体とミッドシップレイアウトにこだわるロータスならではのハンドリングにあるといえます。そして、代表モデルであるエリーゼをベースに、高性能エンジンを搭載し、シャシーやブレーキなどを強化することで、そのままレースにも出られるほどのポテンシャルを与えたのが、エキシージです。エキシージの初代モデルは2000年に登場。やがて2004年に「シリーズ2」に進化し、2011年には新しい高性能版の「エキシージS」が発表されます。
そして、これまではエリーゼがコンバーチブルで、エキシージがクーペのみの設定だったところ、優れたパフォーマンスをオープントップで味わいたいという顧客の声が少なくなかったとのこと。その要望に応えるモデルがついに登場し、日本に上陸しました。
ロータスならではのハンドリングとハイパワーエンジンによる強力な加速性能とともに、絶大な開放感まで味わえてしまうという、この上ないドライビングプレジャーを与えてくれるクルマです。
トヨタ製の3.5リッターV6DOHC デュアルVVT-iエンジンをロータスがチューニング。豪ハロップ製の「HTV1320」という、イートン社が手がけたTVS(ツイン・ヴォーティス・シリーズ)を採用したスーパーチャージャーを搭載。最高出力257kW[350ps] /7000rpm、最大トルク400Nm[40.8kgm] /4500rpmを発生
車両重量は1170kgと軽いので、パワーウエイトレシオは3.34kg/psとなります。ご参考まで、これは日産GT-Rに近い数値といえば、その速さをイメージしていただけることでしょう。