サークルKサンクスは、定番商品の強化&ハンディ・ミニタイプの商品を充実
スフレやムースなど4層構造で絶妙な味わいを表現した「窯出しクリームチーズスフレ」(180円)
サークルKサンクスのオリジナルスイーツブランド「シェリエドルチェ」は、ワンランク上の本物のおいしさと、ワクワクするような品揃えをコンセプトに、2007年11月にスタートしました。ブランド創設から7年が経ち、コンビニスイーツという市場が確立されてきた今、2015年からはもう一度ブランドのコンセプトに立ち返り、よりターゲットを明確にした商品開発を行なっていく方針だと高橋さんは言います。
「近年は有職女性も増え、仕事の合間のひとときや、家事の息抜き、帰宅後のリラックスタイムなど、スイーツを楽しむシチュエーションも多様化しています。それぞれのシーンで利用しやすいスイーツを提案し、忙しい女性の日常にささやかな癒しを感じていただければ、と思っています」(高橋さん)
果汁とピューレを加え素材感を高めた「こだわりの贅沢 赤ぶどうと3種のベリー」(185円)
お手頃価格&食べきりサイズが嬉しい「ミニクレープ(いちご味・チョコ味)」(各108円)
1つは、シュークリームやプリン、エクレアといった定番売れ筋商品のさらなる進化です。「これまでファンの多い定番アイテムに関してはあえて味を変えずにきたものも多いのですが、ターゲット層の20~40代女性は、デパ地下から専門店まで様々なお店の味をよく知っていて、商品を選ぶ目もシビアな層です。そうした方にもっと身近で価値を感じていただけるように、本物のおいしさをさらに追求していきたいと思っています」(高橋さん)
そしてもう1つは、手軽に食べられるハンディタイプやミニサイズ商品の強化です。サークルKサンクスでは人気NO.1商品のチョコバナナクレープやスティックタイプのチーズケーキなど、ハンディタイプの商品を得意としてきました。今後はそれをさらに強みとしながら、女性が食後やおやつに食べるのにちょうどいいミニサイズの商品も充実させていく方針です。
コンビニスイーツ=おいしい、が大前提になった今、今後はより生活にフィットした商品設計が女性の支持を集めるきっかけになりそうです。
続く後編では、ファミリーマート、スリーエフ、セブンイレブンの動向もまとめています。こちらも合わせてご覧ください!
*販売価格は、すべて税込表示です
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