副業はあくまで本業があってこそ。負担が多すぎると続かない

どんな副業が合うのか考えてみませんか?

どんな副業が合うのか考えてみませんか?

前回は、副業を成功させる考え方をご紹介しました。(第2回インタビュー「お金が足りない!」危機感が副業成功への第一歩」を参照)

ただし、副業に時間や体力などをかけ過ぎて、本業に差し障るようでは本末転倒です。始めてから、こんなはずではなかったということにならないよう、まずは副業の内容について情報収集しておくことが必要です。自分にはどんなタイプの副業が向いているのか? 副業のカリスマ・中野貴利人さんのアドバイスをもとに考えてみましょう。

副業には「時間切り売り型」と「成功報酬型」がある

――会社員の副業というと、休日のアルバイトをイメージしますが?

中野貴利人さん 
副業とひとことでいっても「時間切り売り型」と「成功報酬型」の仕事があります。時間切り売り型とは、飲食業や接客業といった時給で働く仕事。これに対し成功報酬型とは自分のスキルを使ったり、ネットで商品を転売することで稼ぐ方法です。まずはこの違いを、きちんと整理しておきましょう。

時間切り売り型の副業のメリットは、すぐに始められ確実に収入が得られることです。たとえば週1日8時間働いたとすると、時給1000円で月に3万2000円の収入が得られます。ただし会社員がこれ以上の収入を得るのは、時間的にも体力的にも負担が大きいですよね。

しかし成功報酬型の副業なら、数千円の収入しか得られない人もいるでしょうが、戦略があれば数万円、数十万円稼ぐことができます。しかも時間の拘束がありませんから、副業に向いていると考えます。

――成功報酬型とは、いわゆるネット副業ですか?

中野 成功報酬型にも頭脳・技術系とネット系があります。これも分けて考えなくてはいけません。頭脳・技術系とは翻訳者やイラストレーター、スポーツ指導、ネイリストといった技術や能力が必要な仕事。しかし、これらもネットを介することで集客しやすく、副業として稼ぐことができるので、広い意味でいうとネット副業に含まれるといえるかもしれません。

ネット系の主な仕事には、せどりやネットオークションといった転売、アンケートやモニターへの参加、自分のサイトやブログを運営することでアフィリエイト収入を稼ぐ、といったものがあります。ネット系のいいところは、ネットにつながったパソコンさえあれば、いつでも、どこでも仕事ができること。勤務場所への移動時間がないし、すき間時間を使うことができる、忙しかったら一時休止することも簡単です。

ネット副業はやり方と努力次第で誰でも成功できる

――ネット副業で成功するにはパソコンに詳しくないとダメですよね?

中野 そんなことはありません。ネット副業といっても普通にパソコンを使える人ならできるものがほとんどです。失敗する人が多いといわれるのは、大きなリスクもなく始められるので簡単にあきらめてしまう人が多いから。きちんと知識を得て必要な投資をすれば、稼げるようになるはずです。

――誰でも稼げるようになれますか?

中野 
アフィリエイトの懇親会へ行くと、学生、主婦、フリーター、定年退職者など、本当にさまざまな人がいます。システム系の仕事などをしている人は、逆にマレな存在です。私は稼げる人と稼げない人に、人間的な違いはないと思っています。違うのは、知識を得て行動に移してみて上手くいかなかったとき、稼げている人と何が違うんだろう? 自分には何が必要なんだろう? と、「なぜ?」を積み重ねていけるかどうかだと思っています。

★次回はネット副業で成功する方法についてインタビューします。

教えてくれたのは……
中野貴利人(なかの きりと)さん

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1981年生まれ。株式会社ネットピコ代表取締役。2005年から副業でアフィリエイトを開始。2007年に本業を辞めて独立。副業をテーマにしたサイトが、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」やTBS「がっちりマンデー」などで話題に。著書に『ど素人でも稼げるネット副業の本(翔泳社)』など。

取材・文/鈴木弥生

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