メルセデス・ベンツ/メルセデス・ベンツの車種情報・試乗レポート

オススメはC180、人気のM・ベンツCクラス(3ページ目)

インポート・カー・オブ・ザ・イヤー受賞で、名実ともに今、輸入車界で人気ナンバー1といえるメルセデス・ベンツCクラス。なんかええベンツない? 的なイチバンのオススメは、今のところ“飛びぬけて良くできた実用セダン”のC180アバンギャルドだ。

西川 淳

執筆者:西川 淳

車ガイド

何年か乗って実感するM・ベンツCクラスのコストパフォーマンス

M・ベンツCクラス

C180には最高出力156ps/最大トルク250Nmの1.6L直噴ターボを搭載。2L直噴ターボはC200が184ps/300Nm、C250は211ps/350Nmと異なっている

どうせならディーゼルターボの発売を待ちたい、という人も多いことだろう。ハイブリッドも併せて日本導入されることが、正式にアナウンスされているからだ。けれども、圧倒的な加速フィールなんて要らないし、スポーティなハンドリング性能も必要ない、という方には、声を大にして、日本では最も廉価なC180を選びなさい、と言いたい。高速道路での安定感はピカイチ。アタマが軽いから、走りだってけっこうスポーティ。飛びぬけて良くできた実用セダンであることは間違いない。
M・ベンツCクラス

2Lターボエンジンは成層希薄燃焼(リーンバーン)とターボチャージャー、排ガス再循環装置(EGR)を組み合わせ動力性能と環境性能を両立。Eクラスにも搭載される

細かなディテール処理を言い出せばキリがない。そりゃ、高いクルマのインテリアの方が良く見えるだろう。それでも、180で十分だ。
M・ベンツCクラス

AMGラインには前席にAMGスポーツシートを採用。シート地やダッシュボードには人工皮革のレザーARTICOが用いられている

M・ベンツCクラス

後席はバックレストを前方に倒すことで荷室容量を広げる、40:40:40の分割可倒式を採用

個人的にはピアノブラックが嫌い(正確には、パネルに付着する自分の指紋がイヤ)だけど、コストパフォーマンスでは最も優れたCクラスで、それはきっと何年か乗ってみて初めて実感する類のものだろう。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます