6.2L V8を搭載する63AMG
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6208ccDOHCのV8ユニット。モデルごとに専用にセットアップされている |
毎年、年末のこの時期に、メルセデス・ベンツのオールラインアップ試乗会が実施されているのですが、その中から、AMGの3台をピックアップしてレポートします。
AMGというと、少し前は5.5LのV8の自然吸気とスーパーチャージャー付きユニットをメインに用いていましたが、2年あまり前から現在の6.2L V8の自然吸気ユニットに移行。さらに、Sクラス、SLクラス、CLクラスといったハイエンドモデルには、最大トルク1000Nmを誇る6LV12ツインターボエンジンまで用意されています。
その6.2L V8を積む「63AMG」と名の付くモデルは、多くのモデルについてラインアップされていて、モデルごとに相応しくエンジンチューニングが差別化されています。今回は、C63AMG、ML63AMG、SL63AMGというタイプの異なる3台を試乗しました。
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