ニューヨークと台湾を比べると
ニューヨーク公演はマンハッタンのHammerstein Ballroom 。約3,500人のキャパの会場は、ほぼ立ち見席のみですが、満員に見えました。このクラスの会場を現地の人たちを中心に十分埋められる実力になったのは嬉しいです。結構、携帯で自由に撮影している人たちが目立ちました。やはり、お国柄の違いを考慮して、日本ほど厳しくしなかったのでしょうか?今回、意外だったのは、同じWORLD TOURでありながら、場所ごとに選曲及び曲順をかなり変えてきた事です。なんらかの調査をもとに変えたのか、雰囲気で変えたのかはわかりませんが。総曲数は16曲と同じですが、台湾での「エレクトロワールド 」「いじわるなハロー」「だいじょばない」の代わりに「ワンルーム・ディスコ」「ねぇ」「Hold Your Hand」を持ってきました。
Perfume World Tour 3rd in NYC:
01. Enter the Sphere(LEVEL3)
02. Spring of Life (LEVEL3)
03. Cling Cling (Cling Cling)
04. ワンルーム・ディスコ (トライアングル)*
05. ねぇ (JPN)*
06. SEVENTH HEAVEN (Perfume Global Compilation)
07. Hold Your Hand (Cling Cling)*
08. Spending all my time- DV&LM Remix (LEVEL3 Bonus Edition)
09. GAME (Perfume Global Compilation)
10. Dream Fighter (Perfume Global Compilation)
11. Party Maker (LEVEL3)
12. GLITTER (Perfume Global Compilation)
13. チョコレイト・ディスコ (Perfume Global Compilation)
14. ポリリズム (Perfume Global Compilation)
ーアンコールー
15. FAKE IT (Perfume Global Compilation)
16. MY COLOR (Perfume Global Compilation)
*台湾と違う選曲
最後に
Perfumeのライヴは、サウンドとダンスと映像の絶妙な組み合わせとMCが大きな魅力となっています。今回のWORLD TOUR2公演を見て特に印象的だったのは、「ポリリズム」「チョコレイト・ディスコ」などのPerfumeを代表する曲に加えて、「Spending all my time」「Party Maker」「FAKE IT」というエレクトロダンスチューンを重要な場面で持ってきた事。日本で使う舞台セットが完全再現しにくい状況と言語のバリアを考慮すると、Perfumeは大健闘したと言えるでしょう。この調子で、Perfumeらしさを失わずに、「スゴイ!」と唸らせるサプライズでネクストLEVELに向かって欲しいです。Perfume対談~グラミー賞への道 (All Aboutテクノポップ)