台湾での舞台セット
第1章ではライヴ前の状況をレポートをしましたが、日本の映画館でライヴ・ビューイングされたニューヨーク公演も無事に終わり、セットリストも含めて実際のライヴ・レポートをします。Perfume×台湾紀行 第1章:ファンの熱意にほっこり (All Aboutテクノポップ)
開演前に「Spending all my time」の2曲のリミックスを追加収録した『LEVEL3 (Bonus Edition)』の台湾盤を購入しました。日本盤が2,484円。最近、円安で以前ほど割安感がありませんが、台湾盤は、日本円にして約1,800円(TWD500)。
LEVEL3 (Bonus Edition) (amazon.co.jp)
Perfumeのライヴは武道館以降、どんどん大掛かりになり、海外のアーティストと比べても遜色のない、場合によってはそれらを超える舞台装置や映像技術が駆使されています。やはり、海外公演のための移動および会場サイズを考えると、動くセットは難しいようで、色が変わる大きなキューブが左右6体つづ、そして中小サイズのキューブが中央にセットされています。比較的シンプルな幾何学映像が曲ごとに使用され、導入部ではプロジェクトマッピングも使用されていました。曲によりレーザービームで演出します。個人的には「Spending all my time」では、カンヌで使ったRhizomatiksのプロジェクトマッピングを披露して欲しかったです。
ライヴ前半
待ちわびる観客たちを前に「Enter the Sphere」が流れ出し、計算された映像と共にPerfumeが登場。途切れなく「Spring of Life」へ繋ぎ、「エレクトロワールド」でほぼお決まりのMCタイムへと移行します。MCのしょっぱなの挨拶は中国語で「Perfumeです」。その後も3人は少し中国語で話しますが、日本語にスイッチ。そこで、ノッチが天才的なボケをかましてくれます。
「日本語解らない人います?」と日本語で質問!
あ~ちゃんがすかさず、突っ込み、かなり出来る在日台湾人男性を会場から見つけ出し、日本語と中国語通訳でMCは続きます。
タピオカを話しで振っておいて、会場は、
に決定。左側=タ
右側=ピ
中央=オ
全員=カ
あ~ちゃんの男子、女子…のコール&レスポンスもありましたが、「そうでない人」は海外では自粛した模様です。ちなみに過去のWORLD TOURではやったこともあるそうです。このあたりをネタにするのは、お国柄の違いによるリスクを避けたのでしょう。
『Cling Cling』からはどこかで「Hold Your Hand」を持ってくると事前予想していましたが、意外にも「いじわるなハロー」。続く「Seventh Heaven」も意外ですが、これは『Global Compilation』に収録されていたので確かにありです。そして、『Cling Cling』からタイトル曲。