子どもにとって苗字が変わるのは、かなり大変なこと

離婚や再婚をすると苗字が変わることが多々あります。これは親だけではなく、子どもも同じです。特に小学生や中学生など多感な時期に苗字が変わると、子どもの心は複雑になります。そのため、どのタイミングで苗字を変えるのかは、しっかりと考える必要があるのです。

離婚のとき、子どもは子どもなりにかなり心に傷を負っています。それまで両親と一緒にいたのに、ある日をさかいに片親になってしまうわけですから、平気そうな顔をしていたとしても、小さな胸を痛めているのは間違いありません。

再婚で苗字を変えるときにも子どもに目を向ける

離婚のタイミングで苗字を変える場合、子どもが新しい苗字に慣れるまでに、かなり時間がかかることもあります。意外と順応性があると言われている子どもですが、新しい苗字で呼ばれる度に、親の離婚を思い出すからです。

離婚のときに苗字を変えた場合、再婚のときに辛い記憶がよみがえることがある

離婚のときに苗字を変えた場合、再婚のときに辛い記憶がよみがえることがある

特に、親の離婚がスムーズにいかずに、子どもの前でひどい状態を見せることになってしまった場合は、子どもにとって離婚がトラウマになることさえあるのです。そうなると、たとえ再婚というめでたいシチュエーションであっても、苗字を変えることに抵抗するかもしれません。繰り返しになりますが、親の離婚が記憶の中にあって、無意識のうちに身体や心が抵抗することもあるからです。


苗字を変えないという選択肢

もし、子どもが苗字を変えることに抵抗を示す場合には、子どもを優先して欲しいと思います。とりわけ、自分は再婚というハッピーな出来事が待っているので気持ちもウキウキしている状態では、子どもの微妙な変化に気づかないこともあります。そのため、これまで以上に子どもを観察しておく必要があるのです。

そして、万が一、どうしても苗字を変えたくないと訴えるのならば、無理に変える必要はないと思います。再婚相手と相談する必要はありますが、やはり子どもの心は大切です。子どもがちゃんと理解して納得できる年齢になるまで待つのも親の役目なのではないでしょうか。
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