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ポイントカードを15枚なくした!~紛失顛末記

ポイントカードは消費税の増税分を還元するチャンスです。しかしカードの入れ物ごとなくしたらどうなるのか、ガイド自身が困ったケースをご紹介します。

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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ポイントカード入れがない!

ある日のこと、ポイントカードをまとめて入れている名刺ケースを紛失したことに気がつきました。どこで落としたのかも分かりません。思い当たる訪問先や自宅・事務所を探しても見当たりません。警視庁の遺失物検索サイトにも引っかかりませんので届いていないようです。

幸いにして、キャッシュカードやクレジットカード、オートチャージされるSuicaなどはなかったので、拾われてもすでにあるポイントが使われる範囲にとどまります(財布とポイントカード入れを完全分離していたのがよかった)。

もしかすると子どもがどこかに隠した可能性もあるのですが、一週間探しても見当たらない時点で探索はひとまず打ち切り、可能な限りポイントを移行することとしました。実際にやってみて、「マネーハック」の観点からいくつかのヒントとアドバイスができそうなので、ネタとして顛末記をまとめてみます。

(1)カードリストを作るのが一苦労

まず行ったのは、「ケースに入っていたカードリスト」を作ることでした。正確に何枚のカードがあるのか不明の状態でしたが、とにかく思いつく限り書き出します。このとき、一度に書き出せないと思いますので、スマホのメモアプリで何度か見返しながら書き足していくといいでしょう。日頃買い物にでかける店を順番に思い浮かべながら思い出していきます。

私の場合、ざっと以下のポイントカードが入っていました

カフェ系:スターバックス、タリーズ、上島珈琲
コンビニ系:ファミマTカード、ローソン(セブン-イレブンはスマホ)
ドラッグストア:クリエイトSD
家電量販店:なし(ヨドバシ、ビックカメラはスマホ)
秋葉原ショップ系:メロンブックス、COMIC ZIN
書店系:紀伊国屋書店、honto(丸善、ジュンク堂、文教堂共通)
その他:TSUTAYAのTポイントカード

実はまだ数枚あったはずなのですが思い出せません。読者の皆さんは、ポイントカード入れの中身を一度並べてスマホで写真を撮っておくことをお勧めします。

(2)残高が移行できるカードを優先的に救出する

次に行ったのは、移行や残高保証があるものとそうでないものを確認することです。「カード名 紛失」と入力して検索すると各社HPの手続きなどがみつかります。

オンラインサービスと連動しているモノ、スマホアプリやWEBで会員登録できるモノは「まずは利用停止し、新カードに移し替える」か「新しいカードに残高移行」できることが多いようです。

私の場合だと、紀伊国屋やhontoの書店カードが前者、タリーズやスターバックスが後者です。例えばhontoカードの場合、ネットの書店サイトとリンクしているので、オンラインでカード利用停止がすぐ行え、書店で無料で新カードを再発行、あっという間に引き継ぎができました。

カフェ系はネット登録をしなくてもカード利用ができるのですが、登録するほうが移行等ができるようになります。スタバは残高保障サービスもあるようです。紛失する前に登録しておくといいでしょう。時々クーポンも届きます。

このとき、残高移行可能なカードを調べる順番としては「ポイント残高が多いはず」のカードから検索していくといいでしょう。手間もかかって面倒なので、一気にできない可能性があるからです。枚数が多い場合は緊急性の高いものから対応していくのです。

「紛失時に保障なし」のカードもけっこうあります。紙のポイントカードは当然ですし、カードだけにポイント情報が入っていて個人情報は厳密に登録されていないものは残念ながら保障されないことが多いようです。コンビニのポイントカードも原則として引き継ぎできないようでした。

→その後の手続きと二度と繰り返さないヒントは次ページへ
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