タンザニアに続く果てしない大草原マサイマラ

masaimara

7~9月はマサイマラに多くの動物が集まってきます

マサイマラはケニアの南西部に位置する国立保護区で、その広さは約1672平方キロメートル。しばしば大阪府と同じぐらいの広さと例えられています。南側の境界線はタンザニアとの国境ですが、もちろん塀も柵もなく、草原はセレンゲティ国立公園へと続いています。マサイマラとセレンゲティを合わせると一帯は1万6000平方キロメートル以上。およそ四国ほどの広さになります。野生動物はもちろん国境など関係なくケニアとタンザニアを行き来しているので、ここはまさに野生動物の楽園なのです。

マサイマラ国立保護区で見られる動物

buffalo

アフリカ水牛。大きく湾曲したツノが特徴です

ケニアでサファリをするとき、”ビッグ5”という言葉を耳にするでしょう。ビッグ5とはライオン、アフリカゾウ、サイ、アフリカ水牛(バッファロー)、ヒョウのことで、これは狩猟をしていた時代、仕留めるのが手ごわかった5種です。ライフルではなくカメラを構えるようになった今は、これにチーターを加えたいところですね。マサイマラにはもちろんビッグ5の全てが生息しています。

lionjackal

ライオンが食事中なら、近くにジャッカルやハイエナがいるかも!

ケニアに行ったらぜひとも見たいのは、やっぱりライオンでしょう!ご安心ください。マサイマラにくれば、ライオンだってほぼ100%の確率で見られます。マサイマラのライオン生息数はケニアで最も濃く、目撃率も最も高いのですから。

チーターの目撃率も比較的高いほうです。ライオンに比べるとやや難しくなりますが、ガイドの経験では、2泊すれば90%近い確率で見ています。

leopard

ヒョウは樹上生活者。昼間は木の上で寝ていることが多い

一方でヒョウは非常にレア。なかなか見られませんが、近年目撃する確率が上がっているようです。携帯電話が普及したおかげで、ドライバーさん同士が情報を交換しているからでしょう。

アフリカゾウ、アフリカ水牛については、間違いなく見られます。クロサイもごく僅かに生息していますが、かなりレアなので、見られればラッキーです。

topi

赤褐色の体が特徴のトピ。盛り上がった肩が、よく似た草食獣と見分けるコツ

ビッグファイブの他にも、ブチハイエナやセグロジャッカルなどの肉食獣、シマウマやマサイキリン、ガゼル類、ヌー、イボイノシシなどの草食獣が数多く暮らしています。そんな草食獣の中でもトピは、マサイマラからセレンゲティ一帯の草原にのみ生息し、他の国立公園では見ることができない貴重種なので、要注目です。