結婚へのスイッチが動いた瞬間
そんなふうに友達から始まり、すぐに恋愛へと発展していく関係ではなかったようですが、お互い付き合い始めから「いつかこの人と結婚するのかな?」なんてボンヤリ思ったこともあったそうです。夏のある日、二人の運命を揺るがす出来事が起こります。彼と一緒にいる時、彼が突然倒れてしまったのです。これが結果的には、二人を結婚へと導く大きなきっかけになりました。
仕事で疲れて体調が悪いと言っていた彼を心配して、たまたまお見舞いに彼の家に行った時、まさにその日に彼が部屋で倒れてしまったのです。彼女はすぐに救急車を呼び、病院に付き添い、彼はそのまま2週間の緊急入院となったのでした。
彼女の迅速な対応によって、今はすっかり元気になっていますが、もし誰もいないところで彼が倒れて、対応が遅れていたら後遺症などが残るほどの危険な状態だったそうです。
彼の入院中に回復を祈りながら「もし今までのように話せなくなったり、同じようなデートができなくなっても、生きて一緒にいられるだけで感謝」、そう思えたそうです。
世間から見れば恋人は家族ではありません。もし彼が突然倒れたとしても恋人のところには連絡はきません。検査の症状や結果も病院からは教えてもらうことは出来ません。そんなことを想像するとゾッとしたそうです。
何よりも彼が少しでも毎日を心地よく過ごせるようにお手伝いできたらいいなと思えたことで、本当に彼が自分にとって大切な人であることに気付かされたのでした。
よく友達からは恋愛関係になりにくいとも言われますが、彼女が言うには、付き合い始めてからわかったことが、いっぱいあったそうです。友達の時には「絶対に私とは合わないだろうな」と思っていたことも、それがただの自分の先入観だったことにも気付かされたそうです。
>最後にその結婚を引き寄せるか否かの大きな差とは?