どん底の大失恋から結婚がつくられる瞬間!
今回のモデルであるサクラさん(仮名)が、ボクが主催する「恋愛ライフデザインセミナー」へ来てくれたのは昨年の夏。その時は大きな失恋直後で、かなり落ち込んでいたのを覚えています。本人も「もう好きな人も、好きになってくれる人も一生出てこないんじゃないかと本当に思っていた」と当時の心境を振り返っています。
運命の相手と出会うための別れという痛みが伴う時もあるのかも……
しかも彼女の運命のパートナーは、そのセミナーで一緒になった女性の彼から紹介された素敵な男性です。
数多くの女性が結婚していくプロセスを見てきて確信しているのは、たとえ今が失恋直後のどん底状態であっても、幸せな結婚を引き寄せるか否かの大事なポイントはたった一つしかないということです。
今回はそんな大失恋から彼女の幸せな結婚がつくられていくまでのプロセスをモデルに、運命のパートナーと出会えるか否かのいちばん大きな違いが何なのか一緒に考えていきましょう。
運命の相手と出会うための失恋?!
まず二人の出会いのきっかけから見てみましょう。サクラさんがその運命の彼と最初に出会った場所は英会話サークルの勉強会でした。まさに彼女の運命だなと思うのは、実はボクのセミナーで出会い仲良くなった女の子に誘われた勉強会だったのです。だから結論から言えば、彼女はその運命の彼と出会うために失恋しているとも考えられるのです。なぜなら前の彼と破局しなければ、その時点でボクのセミナーに参加することは決してなかったのではないかと思うからです。
よく独身の女性から「運命の人と出会った時にビビビっときましたか?」なんて質問されますが、彼女の場合、彼と出会った最初の第一印象はどうだったのでしょうか?
彼女は「とても話しやすいし、同い年だったので、きっと仲良くなりそうだなとは思ったけど、恋愛対象ではなかった」と言います。だから近い将来に自分がこの人と結婚するなんて思いもしなかったそうです。
多くの女性は運命のパートナーと出会った瞬間に感じるトキメキに憧れるでしょう。でも幸せな結婚をしている人ほど、実際は「初対面では恋愛対象に感じなかった」という女性が多いのです。
なので結婚が決まってからも最初は現実味がなく、何だか不思議な気持ちだったそうです。ただ、じわじわと彼と家族になるんだと思うと温かい気持ちになって、前よりもいっそう大切な存在だと感じるようになっていったと語ってくれています。実はこれこそが恋愛というドキドキを超えた愛情や安心感という感情なのです。
>続いて、友達から恋愛そして結婚のスイッチが入った瞬間とは?